おもしろおかしく働く~堀場雅夫氏の金言に触れて~

堀場製作所の創業者、堀場雅夫さんが逝去されて3ヶ月。
故人を悼み、その経営哲学を振り返る新聞雑誌の記事を多く目にします。

不勉強極まりない私は、日ごろ著名な経営者の書籍を手に取ったりお話を聞いたりすることは少ないのですが、堀場さんのお話やそれをまとめた書籍は以前からとても好きでした。

直裁で気取らない京都弁で紡がれるシンプルだけれども迫力のある経営哲学は、あれこれ悩む私に折に触れ大きな気づきを与えてくれるものでした。

「仕事は苦ではない」
「厳しいお客と付き合え」
「生き生きと人生を送る社員からは新しいアイデアが必ず出てくる」
「二流でも団結すれば一流になれるという話を僕は信用しない」
「労働の質的変化に合った新しいマネジメントに変えていかないと、社員はおもしろおかしく働くことができない」
堀場さんの言葉は体中に沁み入るものばかりです。

ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、堀場製作所の社是は「おもしろおかしく」です。

堀場さんがご自身を振り返り、「いい仕事ができたのは決まっておもしろおかしく働けたというとき。全員がそんな気持ちで働く会社にしたい」そういう思いを込められたそうです。

先日の日経新聞に堀場製作所の役員や社員のインタビュー記事が載りました。

堀場さんの後を継いだ方々が人材の育成や活性化の取り組みについて思い出を交えて語る記事で、私はそれを読みながら、改めて「おもしろおかしく」こそ人材育成の要諦と感じました。

堀場さんは53歳の若さで社長職を辞され、その後の意思決定は新社長を筆頭とする新体制に一任されたそうです。

次世代の人材がそのDNAを継承し、取り組みを深化させているのです。

労働力人口が更に減少し、付加価値の創出に創造的に知恵を絞らなければならないこれからの時代、中堅中小企業だからこそ後継者育成、人材育成に魂を込めて取り組むことが必要となるでしょう。

「おもしろおかしく」
私も常にそうあって中堅中小企業の皆様の経営のお役に立たせて頂きたい、そう思いを強くするところです。

アタックスグループは中堅中小企業の後継者育成、人材育成のお手伝いをいたします。
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筆者紹介

株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティング 取締役 廣瀬 明
1968年生まれ。企業再生、財務・事業デューデリジェンス業務、M&A、株式公開のサポート等に従事。中堅中小企業への豊富な支援業務を通じて培った知識と経験を活かし、現在大阪事務所のプロジェクトマネージャーとして活躍中。
廣瀬明の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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