アタックスネット サンプル(時流解説) | アタックスグループ

アタックスネット サンプル(時流解説)

過去に配信したメールのサンプルです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2023/6/29発行
       ◆◇◆ アタックスネット 時流解説 ◆◇◆
───────────────────────────────────
弊社コンサルタントによる経営に関する時流解説を毎週お届けしております。
経営のご参考にご高覧いただければ幸甚です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経営者の補佐役「右腕人材」「変革人材」とは?~中小企業の人材戦略!■

アタックスグループ 代表パートナー
公認会計士・税理士 林 公一

2023年4月に
2023年版「中小企業白書」
(以下、「白書という」)
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2023/PDF/chusho.html
が公表されました。

毎年、この時期、いつも
中小企業白書を見ることにしています。

昨年の白書のポイントは、
ポストコロナを見据えた
中小企業の事業力アップでした。

コロナ問題で既存の事業が大打撃を受け、
さらに原材料の高騰等の
コストアップという波に
中小企業はどのように取り組むか?

その中でのキーコンセプトは、
「自己変革による事業力アップ」
だったと思います。

今年の白書はどうでしょうか?
全体を見るにあたり、
まったく目新しい切り口は
なかったように思います。

今年のコンテンツは、
昨年の事業力をベースに、
3年、4年くらい前に話題となった
事業承継が加わった感じです。

見方をかえれば、最近、
中堅中小企業が直面している問題を
網羅的に論点整理してくれている
と思います。

例えば、自己成長するために
「戦略」「経営者」「内部資源・体制」
という切り口から、
中小企業が今すべきこと
をまとめています。

その中で、特に興味を引いたところは、
白書P235以降に記載されている
「経営者の戦略実行を支える人材」
のところです。

経営者の補佐役には2種類がある。
「右腕人材」と「変革人材」。

ここで「右腕人材」とは、
「社内において経営者に続くナンバー2
 の立場にあり、会社経営を行う上での
 悩み事が相談できる等、経営者が厚い
 信頼を寄せる人材」
と説明されています。

このような右腕人材が
存在する会社とそうでない会社の
売上高増加率を比較すると、
前者の方が数字は高い
という統計値がでているようです。

このような右腕人材は、
経営者に匹敵する経営力を持っており
経営者をサポートでき、
社員と経営者のコミュニケーションを
円滑にしてくれるようです。

「変革人材」とは、
「経営者に近い立場にあり、
 高い専門性や事業推進力を持つ人材」
と説明しています。

調査によると
変革人材がいると答えた会社の9割が、
その人材の存在により
事業拡大や新規事業の創出につながった
と答えています。

では、どうすればそんな右腕人材や
変革人材を育成できるか?

ずばり
「権限移譲」と「経営陣との接点の増加」
のようです。

今回の白書では、さらに
「人材戦略」という言葉を使っています。

「人材戦略とは、人材を重要な経営資源
 として捉え、採用・配置、教育、評価
 及び報酬などの人事施策を構築・運用
 するための戦略」
と定義できます。

まさに、社員をリスキリングし、
その中から「右腕人材」「変革人材」
を育成し、全社をあげて
事業力をアップさせていくことが重要
だと思います。

今回の白書は、
目新しいコンセプトはあまりなかった
とは思いますが、
自社がすべきことは何か
を考えるためのチェックシートとして
活用できると思います。

アタックスグループは様々な
人材育成プログラムを用意しています。
社員のリスキリング、
「右腕人材」「変革人材」の育成に関する
悩みやご相談は弊社までお問合せください。
専門家がアドバイス致します。
https://www.attax.co.jp/contact/

▼執筆者:林公一コンサルタント紹介
https://www.attax.co.jp/consultant/03consultant/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽情報提供を不要とされる方(メルマガ配信停止)▽
お問合せ内容に「メルマガ配信停止」とご入力の上送信ください。
https://www.attax.co.jp/contact/
▽メールアドレス、住所等、変更のある方▽
https://www.attax.co.jp/contact_change/
▽セミナー受講お問い合わせ▽
https://www.attax.co.jp/contact_seminar/
までご連絡ください。
▽お問合せ▽
本メールマガジンへの返信は、事務局あてに送信されませんので、
下記のお問合せフォームをご利用ください。
────────────────────────────────────
■発行元■ アタックスグループ
https://www.attax.co.jp/
■お問合せ■ 株式会社アタックス 広報グループ
▽お問合せフォーム
https://www.attax.co.jp/contact/
▽TEL 東京/(03)3518-6363 大阪/(06)6364-1350
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ご相談・お問い合わせはこちら
上部へスクロール