こんにちは!
アタックス社長塾 事務局です。
先日、社長塾23期 第12講を開催しましたので、ご紹介いたします。
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第12講は『企業視察会』です。
「強くて愛される会社」を具現化している企業を実際に訪問し、その経営の「あり方」に触れることで、経営に活かせる実践的な学びを得る事を目的としています。
今期23期生が訪問させていただいたのは、株式会社浜野製作所様です。
浜野製作所は昭和53年4月設立、平成5年に先代から浜野慶一代表取締役CEO(当時は代表取締役社長、)が事業承継しています。
◇昨年の企業視察会(株式会社アドバンティク・レヒュース様)の様子はこちら◇
当日は、浜野CEOから塾生に理念経営、財務アタマ、競争力・社員力、地域社会との共生、そして新たな価値創造のヒントを与えていただきました。

浜野製作所のビジネスモデルは、金属加工技術を基盤としながらも、単なる「下請け」に留まらず、ものづくりの企画段階から参画して革新的な製品開発を支援している点が特徴です。
具体的には、創業以来培ってきた精密板金加工などの高度な製造技術に加え、イノベーション支援施設「Garage Sumida」を運営し、スタートアップ企業や大学、大企業と連携してロボット、電動自動車、深海探査艇など多様なプロジェクトを推進していることが挙げられます。

浜野製作所の経営理念は、
「おもてなしの心」を常に持ってお客様・スタッフ・地域に感謝・還元し、夢(自己実現)と希望と誇りを持った活力ある企業を目指そう
です。
安定した生活の基盤をつくる場、スタッフの人生が輝ける場、充実した人生が送れる場、自分自身が成長できる場としての浜野製作所であり続けたいという想いが込められており、浜野CEOからこれまでの歩みや未来について、熱く語っていただきました。

塾生からは、
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・20年前、火災でいつ会社が潰れてもおかしくない状況から立て直しされたとの事で、経営者としての責任・覚悟を感じる事ができました。また、さまざまなプロジェクトを若手中心にさせ、成長・挑戦を促す仕組みが素晴らしいと感じました。自社の「モノづくり」に誇りを持ち、将来に継承する事まで考え、時代や需要・地域貢献を含めて取り組みされている事に感銘を受けました。このような事を自社にも当てはめ取り組みできるよう努めて参りたいと思います。
・汎用量産品製造(下請け)の考え方から脱却し、企画・設計・開発業務を主軸にハブ的な役割を担うことで、産官学を巻き込んだ社員にも夢のある仕事を浜野CEO自身が実現・体現されていらっしゃいました。
・私どもも製造業であるため、「人からありがとうと言われるモノづくりをする」「人の価値になる仕事をする」というワードはお客様志向として非常に簡潔で分かりやすく、心に刺さるお言葉でありました。社員との日々の会話の中で、具体的にしていきます。
・浜野CEOの精神力と観察眼に感激を受けました。社長は現場のことを良く知ることで、お客様との対応中にすぐに回答をすることができる点はやはり大事だなと思いました。対話の中で顧客の基準を聞き出し、自社とのギャップで良い印象を与えることは参考になりました。社長についてきてくれる右腕の存在の重要性もお話を聞いて実感しました。
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といったご感想をいただきました。

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次回講義までに第5回個別伴走セッションを実施いたします。
また、父・現社長など推薦者への中間進捗報告会、事務局による中間面談実施も実施中です。
次回の講義は、
<第13講>強くて愛される会社のマーケティング戦略
<第14講>価値創造計画の策定実習②(池クジラストーリー構想策定/経営変革テーマ検討)
です。
久しぶりの東京での研修となります。
次回もどうぞよろしくお願いいたします!
