
執行役員
現在は、事業再生支援業務、業績管理制度の構築支援業務、M&A 支援業務等の経営コンサルティング業務に従事。経営陣の意思決定を支えるパートナーとして、経営者と同じ目線で課題解決に向き合う姿勢を大切にしている。
略歴
- 1991 年
- 岐阜県生まれ
- 2014 年
- 富山大学経済学部卒業
- 2014 年
- 会計事務所勤務
- 2016 年
- 株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティング 入社
- 2026 年
- 株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティング 執行役員就任
業務歴
- 事業再生支援
- 業績管理制度構築支援
- M&A 支援業務
- 経営改善計画策定支援
講演歴
- 「企業再生計画の事例研究」等 / 七十七銀行 行員向けセミナー
- 「キャッシュフロー計算書入門講座」 / アタックス・ビジネス・セミナー
インタビュー

篠原さんのキャリアヒストリーをお聞かせください。
大学卒業後に、岐阜県内の税理士法人(会計事務所)に就職しました。
そこで学んだ中小企業の会計・税務の知識、クライアントの社長等との対話を通じて培ったコミュニケーション能力を強みに、アタックスに転職しました。
前職での業務は、法人税、消費税、所得税、相続税等の申告・対策業務がメインでした。
日々、会計・税務に対する知識が増えていく喜びと、一定の成長実感を得ながら仕事ができていた喜びがあった一方で、クライアントの事業そのものへの興味を持ち、税務だけではなく真の経営課題に対して伴走支援を行っていきたいという気持ちが強くなっていきました。
そんな時に、アタックスと良い縁があり、運よく入社することができました。
入社した 20 代の時からたくさんのクライアント、尊敬できる上司・先輩と出会い、様々な事業・収益構造を分析できたこと、経営計画策定から経営課題解決の伴走支援に携われたことが、現在の私の強みである「管理会計視点からの収益改善」に繋がっていると実感しています。
お客様からどのようなや悩み、相談が多いのでしょうか?
新型コロナウイルスや為替・物価高騰の影響により業績が悪化して、資金繰りが厳しくなっているお客様からの業績改善に向けたご支援の相談が多くなっています。

篠原さんの仕事をする上での大切にしていることはどのようなことでしょうか
クライアントや上司、同僚等とコミュニケーションをとる際に、相手の認識している事・状態、相手の関心のある事を考えながら仕事を行うことを大切にしています。
今までの成功事例をお聞きしたいと思います。
製造業である A 社は、管理会計上は利益が出せている状態であったものの、財務会計上は利益が出せていない状態でした。
A 社自身もなぜこのような状態になっているのか、財務会計でも利益が出せる状態にするためには何が必要なのかわからない、という悩みを持たれていました。
当社がご支援する前の管理会計の状態は、製造を行う際の工場のヒトや機械が稼働した分のチャージが、適切に設定出来ておりませんでした。
更に、間接的に発生している電力費や消耗品費等の工場原価が、管理会計上の利益計算において考慮されておらず、「管理会計上の費用<財務会計上の費用」となっていました。
また、A 社が顧客に提出する見積時には、管理会計上の原価ベースで見積積算を行っており、赤字案件の受注につながるリスクがある状態でした。
そこで、当社はまず管理会計の精度を向上させるため、管理会計制度の構築支援をご提案し、実行しました。
具体的には財務会計と管理会計の対応表を作成し、管理会計上、費用計上の漏れがないようにしました。
また、財務会計上の実績から適切な原価チャージを設定し、定期的に月次決算と製造日報を基に、設定しているチャージと実際のチャージの整合性をチェックできるようにしました。
そして、目標営業利益に対して、いくらの付加価値額や付加価値率、いくらの売上総利益額や売上総利益率が必要なのかを試算し、営業部が見積を作成する際に、特別な事情がない限り下回ってはいけない利益率基準としてルール化しました。
上記の制度運用として、案件ごとに毎月確認するモニタリング会議を導入し、計画と実績の差異分析を行って、経営に活かすことができています。
また、見積時に獲得できる利益率の基準を明確にルール化したことにより、営業部全体が売上よりも利益に対する拘りをもって仕事を行うようになった結果、ご支援前よりも収益力が改善している状況です。

最後に一言お願いします。
今後、1件でも多くのクライアントの喜びにつながるような仕事をしていきたいです。
