高橋ふとん店~40年以上増収を続けるふとん店【第81回】

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高橋ふとん店~40年以上増収を続けるふとん店【第81回】

徳島県徳島市に「高橋ふとん店」という各種インナーウエアを販売する小売店がある。主たる商品は、ふとん・まくら・毛布・ベッド・カーペット・こたつ布団等である。大半の商品はヨーロッパやアジアの国々からの輸入で、一部これら国々への委託生産品もある。

当社は今から45 年前の昭和42 年、現社長の父が創業している。当初は、企業の中に商品を持ち込み販売する「職域販売」であったが、まじめな言動が顧客の支持を受け、昭和49 年には18 坪の自前の小売店としてスタートしている。

その後も「損得より善悪を考える」、「お客様が先、利益は後…」といった行動指針で、流行や景気を追わず地道な経営を続けてきたこともあり、多くの「ふとん店」がホームセンターや総合スーパーの攻勢の中、廃業や低業績に喘いでいる中、当社は逆に、創業以来増収を続けている。

ちなみに、現在の売上高は、約40 億円、社員数は110 名、店舗も地元、徳島県内が3 店舗、香川県が2 店舗と、全国チェーン店を除けば、最大規模の「街のふとん店」にまで成長・発展している。

当社の40 年以上もの右肩上がりの成長発展の要因は多々あるが、とりわけ明記すべきは以下の5 点である。

第1 点は、全社員を雇用者ではなく「共に社会貢献する中間」と評価・位置づけし、全員参加経営・超ガラス張り経営を貫いてきたこと。

第2 点は、「社員とその家族が入社して良かった」とか、「良い会社で働いていますね…と、世間から言われるような、社員のための良い会社づくり」に愚直一途に取り組んできたこと。

第3 点は、自社の経営効率ではなく、豊富な品ぞろえや多めの在庫等、常に顧客の利便性を優先した経営を行ってきたこと。

第4 点は、自らを「快眠創造企業」と評価・位置づけ、そのための快眠研究や快眠商品の開発、さらには、マスコミを利活用した情報発信をし続けてきたこと。ちなみに、当社の徳島県内におけるシェアーは何と26%である。

第5 点は、インターネットが普及するや、いち早くその研究と導入に取り組んできたこと。ちなみに現在の当社の売上高に占めるネット販売の比率は約50%、しかもその多くは東京圏という。

こうして見ると、元気の無い多くの小売商店の言う、「問題は外」「問題は大型店舗」といった景気の見方・考え方は、誤解・錯覚と言わざるを得ない。

 

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