M&A(買い手側)

M&Aを活用することにより、企業成長の時間を速めることが可能です。

M&Aの意義

M&A(Merger & Acquisition)という言葉がよくつかわれるようになりました。以前は、M&Aは、「乗っ取り」というイメージが強く、日本社会では非常に否定的な意味を持っていました。

しかし、最近は普通のようにM&Aが語られるようになりました。
それはなぜでしょうか?

時代の流れが早い昨今、マーケットの流れに各企業が追い付いていくのは並大抵のことではありません。もし、新しい工場をたて製品を製造販売しようと思ったとすると、工場用地を探し、工場を建設し、従業員を集め、教育しなければなりません。それでようやく工場が動きます。
これは結構、時間のかかるプロセスです。

それよりもむしろ、今ある工場を人材付きで購入したら、翌日から製品を製造することができます。これがM&Aの本質で、よく「M&Aでは時間を買うことができる」といわれる所以です。

M&A(買い手側)


買い手にとって、M&Aの難しいところ

M&Aとは、簡単に言えば、事業の売買です。
売買ですから、売り手が自分の事業に関する情報を開示し、それを買い手が分析を行い、最終的に実行するかどうかを決めることになります。

ところが実は、この事業を分析することが、非常に厄介なのです。
不動産を購入する場合であれば、我々はそのモノ自身を目で見て物理的に確認することができます。すなわち、そのモノ自体の良し悪しの判断を比較的しやすいのです。

しかし、事業を売買するM&Aの場合は、そうはいきません。なぜなら、事業そのものを可視化して分析を行い正しい解答を短期間で導くことは非常に困難だからです。

売り手は、その事業を何十年と営んでいるのが一般的ですから、その事業の強み・弱みや事業遂行のポイント等を熟知しています。

一方買い手は、その事業のことを短期間で分析し、買うか買わないかの判断をしなければなりません。買い手が売り手と同じ質・量の情報を持って、M&Aの合意に至ることは数少ないと思います。

M&A(買い手側)


つまり、買い手は、情報が圧倒的に少ない中で最終的な意思決定が求められます。これをM&Aにおける売り手と買い手との「情報の非対称性」といいます。

この「情報の非対称性」があるため、買い手は、そもそも不利な状況下でM&Aの実行を決断しなければなりません。
M&Aの成功確率は3割といわれていますが、それもこうした関係があるからです。
 

M&Aの成功を高めるためには、徹底したデューデリジェンス(資産査定)を!

逆に言えば、「情報の非対称性」をなくせば、すなわち、相手を十分に分析してから、M&Aを実行すれば、その成功確率は高まります。

では、どのようにして「情報の非対称性」をなくすのか。
それは、専門用語となりますが、対象企業のデューデリジェンス(事前調査)を徹底的に行なうことです。

また、デューデリジェンスに際しては、外部の専門家を活用することも当然必要ですが、さらに重要なことは、自分たちはこのM&Aで最後に何を得たいのかを明確にしておくことです。(詳細に関しては、デューデリジェンスの項を参照。)

情報の非対称性


何故このM&Aを行うのか、という目的が明確であればあるほど、調査の効率はあがります。なぜならば、目的に照らして何を調査すべきか、優先順位をつけやすいからです。目的に合った効率的な調査を、最適な優先順位で実施できれば、意思決定に必要な情報について「情報の非対称性」を極力減らすことができます。これがM&A成功への鍵といえます。
 

M&A実行のフロー

M&Aの一般的なフローは、下記のとおりです。

MA01
 

株式会社アタックス・ビジネス・コンサルティングは昨年1年問で、企業再生絡みのM&Aも含めて年間20件程度、デユーデリジエンスや計画立案も合わせると年間60件程度に上る案件を手がけました。ほとんどが数億円~数十億円のケースです。全国で多くの中堅中小企業M&Aに携わっており、市場の動向を熟知しています。お気軽にお問い合わせください。
 
 

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