事業承継プラン策定の具体例

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事業承継プラン策定の具体例

【上手な事業承継7つのポイント 目次】
1.事業承継を成功させるために
2.事業承継プランを立てるには
3.事業承継プランを立てる
4.事業承継プラン策定の具体例
5.親族内事業承継のポイント
6.自社株承継のポイント
7.親族外事業承継のポイント(MBO・M&A)

現状把握のステップ

ここまで事業承継プランを立てるうえで何を検討しなければならないかについて確認してきました。ここでは、具体例を見ながら事業承継プランを実際につくっていきます。

最初は、事業承継に関する現状を把握すると同時に、事業承継に対する取組みの基本的な考えをまとめます。今回、事業承継に取り組もうと考えている社長とその家族構成は次のとおりです。

氏名 年齢 続柄 現況
アタックス太郎 63歳 本人 アタックス製作所代表取締役社長
アタックス花子 60歳 アタックス製作所取締役
アタックス一郎 33歳 長男 アタックス製作所営業部社員
アタックス二郎 31歳 次男 某大手銀行勤務

そのほか、アタックス製作所の関係者は次のとおりです。

氏名 年齢 現況
X氏 68歳 元アタックス製作所常務取締役で、退任後も当社の5%の株式を持っている
アタックス研一氏 66歳 アタックス製作所専務取締役で、太郎と従兄弟同士の関係、当社株式を10%持っている
Y氏 36歳 アタックス製作所営業部課長、将来の役員候補

太郎は今回、ある専門家と一緒に当社の経営資源、経営リスクを徹底的に分析しました。その主な結果は次のとおりです。

分析項目 数値 分析に関する補足事項
社員数 50名 平均年齢が業界平均値と比較してやや高めなのが気になる
総資産 15億円 大きな不良資産はない
自己資本 4億円 内部留保が着実に蓄積
売上高 18億円 ほぼ横ばい
経常利益 7,000万円 まずまず堅調
株主の状況 太郎が75%、花子が10%、アタックス研一氏が10%、X氏が5%となっている
業界の動向 マーケットの大きな拡大は望めないが、しばらくの間は堅調に推移する見込み
当社の状況 この地域で常にトップを争ってきたが、新たにライバル会社の出現も予想されるため、品質アップを模索中

さらに、太郎は自分自身の財産と債務についても改めて洗い出してみました。その内容は次のとおりです。

財産名 評価額 内容説明
アタックス製作所株式 1億5,000万円 アタックス製作所業績は堅調に推移する見込みで、
相続時には2億円強と推定される
自宅不動産 8,000万円  
上場株式 3,000万円  
預貯金 3,000万円  
合計 2億9,000万円  

以上の内容のほか、次の項目について客観的に分析を行ないました。

  • 後継者は一郎と考えている。そのため、一郎は取引先A社に勤務していたが、3年前に当社に入社させている。しかし、当社での勤務経験は浅く、当社製品のことや、経営に必要な知識・経験を今後さらに得てもらいたいと思っている。なお、本人の後継者としての自覚は高く、将来の経営承継についても前向きに考えている。
  • アタックス製作所の株主構成は上記のとおりだが、退社したX氏と、近いうちに勇退となるアタックス研一氏が、当社の株式を持っている。なお、当社は定款で株式の譲渡制限規定を定めている。
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