事業承継プランを立てる

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事業承継プランを立てる

【上手な事業承継7つのポイント 目次】
1.事業承継を成功させるために
2.事業承継プランを立てるには
3.事業承継プランを立てる
4.事業承継プラン策定の具体例
5.親族内事業承継のポイント
6.自社株承継のポイント
7.親族外事業承継のポイント(MBO・M&A)

経営理念を共有する

後継者が現社長から事業を承継するときに、重要なポイントとなるのが経営理念を共有できるかという点です。事業承継は、現社長と後継者が呼吸を合わせて取り組まなければスムーズに行きません。そして、その呼吸を合わせることこそ経営理念を共有するということに他ならないのです。

経営理念を引継ぐ

経営理念は、自社の事業をどのように方向づけ、何を実現していくのか、さらには事業を通じて社会にどのように貢献するのかということをさまざまな利害関係者に明示するもので、会社の経営の基本軸となるものです。したがって、経営理念は、本来、会社が存在する限りずっと変わらないようなものと言えます。

もちろん、ただ経営理念を持っていればいいということではありません。経営理念に込められていることを実践していかなければなりません。実践できていない会社は社会から見放され衰退の途をたどることもあるでしょう。一方、経営理念を全社挙げて実践している会社は、お客様、従業員、株主、取引先などから厚い信頼を得ることが多いようです。

後継者にとって大変なのは、自分の実力以上の事業を引き継がなければならないことです。現社長と同じようにカリスマ性を発揮し、いきなり会社の先頭にたって従業員を引っ張っていくことはなかなか難しいものですし、慌てて真似をしない方が良さそうです。まずは、現社長の基本的な考えを着実に引継ぐことが最善の策ではないでしょうか。そういう意味で、後継者は現社長から真っ先に経営理念を引継ぐ必要があります。

経営理念をつくることの意味には次の二つがあります。

一つは、事業経営の基本的な考え方を、すべての関係者に示すことです。社会に対して「我が社の存在意義」を表明し、お客様に対して「自社のお客様に対する姿勢」を伝え、従業員に対して「従業員の行動規範」を伝えることにより、その実現を願うのです。

経営理念をつくる二つめの意味は、会社としての、あるいは従業員としての行動の価値判断の基準を常に持つことができることです。従業員に対して「経営理念のもと、従業員としてどう行動すべきか」ということを伝え、従業員もこの経営理念を通じて経営者の心や哲学に触れることで大きなモチベーションにつながります。

また、こうした価値判断の基準を遵守することが、事業における経営上のリスクを回避することにもつながります。

図表 経営理念をつくる意味

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経営理念に関するポイント

経営理念は、本来、不変のものですと申し上げましたが、後継者が社長から事業を承継するような歴史的転換期においては、基本的な考え方は維持しつつ見直すこともあります。社長と後継者で今一度、会社の現状を把握し、一緒に経営理念をつくり直して共有するのです。

社長がこれまで社業に傾けてきた情熱と哲学を失わず、それでいて後継者が自分の言葉で伝えることができる、そんな経営理念に見直しをすることができたら最高です。それでは、経営理念に関して特に重要なポイントを確認しておきましょう。

経営理念を作成するときのポイント

(1) 経営理念は過去から脈々と伝わる創業者の哲学です。経営理念を見直す場合にもその精神を守っていくことは大変重要です。したがって、事業承継という転換期であっても、その精神を踏襲するものがいいと思います。

(2) 経営理念は分かりやすいものにすることです。複雑な経営理念よりも、簡潔明瞭で素直に受け入れられるもので、お客様や従業員などの事業関係者に自然と馴染むものがいいと思います。

(3) 事業関係者の意見を十分聴くことです。最終的には、社長と後継者で決めるとしても従業員などの貴重な意見を吸いあげてみることが大切です。経営理念に対する熱い思いを、後継者に負けないぐらい強く持っている従業員がいるかもしれません。

経営理念を浸透させるためのポイント

(1) 従業員が経営理念を共有することです。経営理念の共有化は社長や後継者だけでなく、従業員も含めて行なわれるとき、大きな力を発揮します。

(2) 現場の行動基準とリンクさせることです。経営理念をつくることは確かに重要なことですが、それを現場の従業員の行動基準や評価基準にリンクさせておかないと、大きな成果が期待できません。

(3) 経営幹部が経営理念に合った行動を実践していることです。後継者や経営幹部が実践していないものは誰も実践しません。現場の従業員に求める前に、後継者や経営幹部がその意味を十分理解して日ごろの行動の中で示していかないといけません。

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