成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

財務研修講座 財務デューデリジェンスの進め方⑥ その他流動資産をDDする

      2020/03/20

財務DDの手続きについて説明します。
貸借対照表から順に説明します。左側の資産から順に、科目別に説明します。

今回は「その他流動資産」です。
貸付金、未収入金、前払金、仮払金などが含まれます。
ここは、不良化するリスクがそこそこ高いので、注意が必要です。

これらも、他の科目のDDの同様に勘定科目内訳書を入手し、その明細別の金額と貸借対照表の金額と一致しているかを確認します。
以下、順にDDのポイントを解説します。

1.貸付金

誰にいつどのような条件や理由で貸付、約束どおり返済されているかを確認します。
まず、契約書を入手し貸付条件を確認します。
約束どおり返済されていない場合、返済されない可能性があります。この場合、仮に貸借対照表に1億円の貸付金があるとされていても、1億円の価値はありませんので、返済されることが確実な金額を評価しその金額に修正します。

また、返済期間が異様に長いもの問題です。

貸付先がどのような相手かを確認することもポイントです。
ただ少額の場合は、時間が限られるDDにおいては、調査しても効果が薄いため、依頼者と話し合って調査しないという判断をすることも大切です。このことは、ほかの勘定科目に共通する考え方です。

2.未収入金

貸付金と同じような視点でDDします。
契約書はないことが多いでしょうから計上されていることが事実に基づくものなのかを確認する必要があります。
また、貸付金は毎月定額で返済されることが多いのですが、未収入金は期限に一括して回収されますので、相手先の財務内容の確認などがポイントになります。

3.前払金、仮払金

これも、誰にいつどのような理由で前払いしたのかを確認します。
何かの代金の前払いであれば、その何かが(たとえばサービス)すでに提供されていれば、費用などに振り替えます。

【講師のご依頼はこちら】
講演や研修の講師を承っております。これまでのテーマには以下のようなものがあります。
・管理職のための「計数管理講座」
・はじめての「M&A講座」
・経営者、経営幹部のための「財務管理講座」
・これから始める「中国ビジネス講座」
・中国赴任者のための「赴任者心得講座」
・中国子会社の「管理強化講座」
上記講座の詳細については、こちらこちらをご覧ください。

また、これら以外のテーマもご相談ください。
料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

【中国顧問サービスのご案内】
当社は、毎月貴社を訪問して、中国法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
法改正への対応が遅れると、行政処罰や労働争議などのトラブルが生じかねませんので、是非、本サービスをご利用ください。サービスの詳細や料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。
また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

 - 経営者、マネージャーのための財務管理講座