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財務研修講座 知っておきたい財務キーワード⑩ 移動年計とは?

      2020/03/20

経営に関わる方に絶対に知っておいていただきたい財務キーワードを解説します。

本日のキーワードは、「移動年計」です。

数値の推移の傾向を掴むのに便利な手法です。

1.年計とは

年計は、移動年次累計の略です。

経営数値には、売上高、訪問数、出荷数など月次でデータを記録するものはたくさんあると思います。
毎月の会議で、
・今月は目標○○に対して実績は○○で、達成率○%。理由は、・・・。
と発表され、白熱した議論が展開されていると思います。

年計は、この単月のデータに傾向という切り口を加えることができ、流れをとらえることができます。
経営にとって、流れは重要で、特に、潮目が変わって、流れが悪くなると、早めに手を打たないと手遅れになる場合があります。
年計は潮目を見るのは助けてくれる手法です。

2.作り方

作り方は以下です。エクセルを使えばすぐです。
①単月のデータを横に並べます。最低2年分(24か月分)のデータが必要です。
②その下の行に次に12か月累計を計算します。上記データが2015年6月~2017年5月までの24か月であれば、まず、2015年6月~2016年5月までの12か月間のデータを累計します(161,000)。次に2015年7月~2016年6月の12か月を累計します(162,000)。これを現在まで続けます。
つまり、1か月づつずらしながら年間累計を計算していく、ことになります。

③累計データをグラフにします。下のグラフが年計グラフです。

3.効用、見方

単月のグラフだと、季節変動などの要因でデコボコが出る場合があります。デコボコに目が行くと、肝心の流れが見にくくなります。
これを年計グラフにすると、なだらかな折れ線グラフになり、流れが見やすくなります。
年計は、12か月を移動しながら累計していくので、前年同月でマイナスだと右肩下がりに、プラスだと右肩上がりになります。
肝は、
・前年同月で成長しているか?
となります。前月比では、季節変動などのことで、うまく読み取りにくいことがあります。

前年同月マイナスが、2か月、3か月続くと異常事態です。年計グラフも右肩下がりになります。
ピークを打った後、すぐに手を打てるように、年計グラフで見える化すると、手遅れを避けることができると思います。

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