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財務研修講座 決算書のシミュレーションをしよう④~キャッシュフロー計算書を予想する~

      2020/03/20

今回は、シミュレーションの基礎のステップ4を解説します。最後です。

キャッシュフロー計算書のシミレーションです。
ステップ1、ステップ2、ステップ3も下記で確認ください。
ステップ1
ステップ2
ステップ3

最後にキャッシュフロー計算書を計画します。
といっても、これまでに予想したPLとBSをベースに作成するだけですので、厳密には、シミュレーションというわけではありません。

例を挙げて説明します。

(問題)
これまでの損益計算書と貸借対照表を使ってキャッシュフロー計算書を作成してください。

(回答)
以下の順番で作成します。

①当期利益
・損益計算書の予想蘭の当期利益を転記します。

②減価償却費
・固定資産があれば、本来は減価償却費がありますが、今回は簡易にするため、減価償却なしとします。

③売掛金増減
・貸借対照表の前期末金額から予想金額を引き算して求めます。売掛金は、得意先への貸付金でした。よって、売掛金が増えると現預金は減ります。これを表現するため、前期末(200,000)-予想(240,000)と計算します。

④在庫増減
・貸借対照表の前期末金額から予想金額を引き算して求めます。在庫は、買いすぎると現預金が減ります。これを表現するため、前期末(500,000)-予想(600,000)と計算します。

⑤買掛金増減
・貸借対照表の予想金額から前期末金額を引き算して求めます。買掛金は、仕入先からの借入金でした。よって、買掛金が増えると現預金は増えます。これを表現するため、予想(360,000)-前期末(300,000)と計算します。

上記以外は、計算項目なので、計算式にしたがって計算します。

最後に、期末現預金と貸借対照表の現預金の予想額が一致していれば正解です。
期末現預金が前回作成した貸借対照表の予想額18,000となれば、正解です。

これで一通り、基礎的なテクニックを説明しました。あくまで基礎的なものですので、このままでは経営には使えません。
繰り返しになります、一度、成行きで作成したものを見ながら、経営としてどうしていくかを考えていきます。

次回、総合演習を投稿して、シミュレーションの基礎的テクニックの説明は終わりたいと思います。

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