成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

中国撤退、組織再編シリーズ 清算(4)

      2017/01/19

資産処分にかかる留意点を解説します。

①保税輸入しているか一般輸入しているか
・保税ではなく一般輸入で固定資産を購入し輸入増値税を納付している場合、それを国内で売却する場合には17%の増値税を加算して販売し納付しますが、売却先を国外とする場合、輸出免税かつ輸入増値税の還付対象となります。多額の機械を売却するなどの場合には手元資金に影響しますので、検討ください。
・また、在庫を保税で輸入している場合、輸入関税や増値税、売上増値税を納付する必要があります。
②園区などに入居している場合
園区などに入居している企業が、その土地建物を売却した後、購入企業が園区で稼働する場合、その相手が園区の入居条件を満たしているか?が問われることがあります。ハイテク園区などの場合、入園管理委員会などに譲渡許可をもらわないといけないなどのことがありますので、事前に確認されることをお勧めします。
③損金算入
・資産売却損失、資産廃棄損失を損金算入する場合、特別な申告を必要としますので書類の整備などを怠りなく行ってください。

こちら(中国で失敗する6つの理由(4) )もご覧ください。

 - 中国からの撤退(手続き・注意点等)