中国増値税ニュース 発票をもらう際、先方から営業許可証や一般納税人資格登記表のコピーを提出するよう求められた。提出義務があるのか?
2019/11/13
中国広州税務局のウェイボーに「発票と営業許可証などのエビデンスの提出義務」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。
発票には、会社情報や商品情報など様々な情報が正しく記載されていなければなりませんが、その記載が誤っている場合、問題が生じることがあります。
よって、発票をもらう側は、相手方に対して正しく情報を伝える必要があります。
Q:発票をもらう際、先方から営業許可証や一般納税人資格登記表のコピーを提出するよう求められた。提出義務があるのか?
A:税総発[2016]75号に以下の規定がある。
・増値税納税人が貨物、労務、役務、無形資産或いは不動産を購入し、増値税専用発票を取得する際、それを販売した方に対して、名称、納税人認識番号、住所、電話番号、銀行及び口座情報を提供しなければならない。
しかし、営業許可証や税務登記証、組織機構番号証などの関連証書を提供する必要はない。
証書などまでは提供する必要はないようです。
ただ、相手側が間違うといけないので、会社名などの情報を正確に伝えることができるように、情報をまとめておいていつでも提出できる状態にしておきたいですね。
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