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中国 税関実務Q&A

      2019/02/21

中国税関総署のウェイボーで税関実務Q&Aがありましたのでご紹介します。

Q1:事前申告輸入保税貨物の税率は、いつの時点のものを使うのか?
A1:積載した輸送単位が仕向地に到着した日の税率を適用する。《輸出入貨物事前申告の管理要求の明確化に関する公告》(税関総署公告〔2014〕74号)により、以下のように規定されている。
・事前申告輸入保税貨物は、当該貨物を積載した輸送単位(航空機、船舶など)が仕向地に到着日の税率を適用しなくてはならない。

Q2:当社は、優遇貿易協定を締結している国から鉱石を輸入することを計画しています。しかし、輸送船舶の関係で、いったん第三国で滞留しなければなりません。この時、もともとを国を原産地として特恵関税を適用することはできますか?
A2:下記の条件に合致すれば適用することができる。《中華人民共和国税関輸出入貨物優遇原産地管理規定》第十条
・優遇国や地域からの貨物で、その他の国を経由して中国国内に輸送される場合、輸送中に第三国で輸送手段を変更する或いは一時的に保管したとしても、以下の条件に合致すれば、直接輸送とみなすことができる。
①第三国での保管が、貨物の状態を良好に保つこと以外の他の処理を行わない場合
②第三国での保管期間が優遇条約に定めた期間内であること
③第三国での保管において、当該国の監視下にあること

Q3:当社は税金担保を要求されています。担保免除申請することはできますか?
A3:《中華人民共和国税関事務担保条例》第十条の規定に合致すれば、免除申請することができる。条件が以下。
①税関調査を通過していること
②年度の輸出入通関でのミスが3%以下であること
③関税の延滞がないこと
④税関やその他関連機関の行政罰や不良記録がないこと
⑤刑事責任を追及されていないこと

関税調査は大変厳しいようです。HSコードの認定違いにより多額の追徴を要求されることがあるようなので、税関実務がよくできているか否かについて、定期的に専門家のチェックを受けると予防策になると思います。

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