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中国 環境保護税の導入が決定 2018年1月1日からスタート

      2019/02/21

2016年12月25日、中国全国人民代表大会で環境保護税導入のための法律(中华人民共和国环境保护税法)が通過しました。人民代表大会のホームページにアップされていますので、ご紹介します。
昨年末も北京や天津などでの大気汚染は相当酷かったようですね。駐在の皆様の健康が心配です。
本法律は大枠の決定ですので、具体的な実施要項はこれから整備されると思います。今後発表される公告等にご注意ください。

・2018年1月1日から環境保護税を導入する。
・本法律に定める「汚染物」を排出する企業等は環境保護税を納税しなければならない。ただし、国等の基準に合致した処理施設で処理する場合は課税対象にしない(国の定める排出基準値、処理基準値を超える場合は課税)。
・税率は本法付表の税率表に定める。大気汚染及び水資汚染の税率は各地の事情を反映し今後決定する。
・課税日は、汚染物を排出した日とする。毎月または四半期ごとに納税する。

大気汚染物は課税排出単位×1.2元~12元、水質汚染物は課税排出単位×1.4元~14元となっています。なお、騒音も課税対象になります。
汚染物処理のための施設整備や、適法な処理施設への委託などの対策が必要となりそうです。日系企業は汚染物を垂れ流しということはないと思いますが、念のため、付表に記されている汚染物リストをチェックしていただき対応を検討していただければと思います。

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