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中国労務ニュース 残業申請がない場合の残業代支払い

      2019/10/31

中国のウェイボーに「残業申請のない残業代支払い」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。

Q:残業申請はないが、打刻記録などの記録で残業時間が把握できる場合、残業代は支払わないといけないか?

A:《关于审理劳动争议案件适用法律若干问题的解释(三)》第九条に以下の規定がある。
・労働者は残業代を主張する場合、残業の事実を証明する責任を負う。しかし、残業の事実を企業が把握している事実を労働者が証明できる資料がある場合で企業がそれを提供しない場合は、企業が不利な結果を負う。

本件では、会社は、打刻記録などを人事評価のデータとして活用していた。しかし、会社は、本件審理期間中、それを提出していなかった。
このため、上記解釈によって、不利な裁定を受けることになる。
つまり、残業代を支払わなければならない。

本件は退職した社員が未払残業代の支払いを求めて労働仲裁所に提訴したもので、上記判断は仲裁所の判断です。

この判断の根拠となった上記解釈は(三)ですので、ほかにもシリーズであります。
労務担当の方は、目通ししておきたいですね。

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