中国労務ニュース 猛暑日と屋外作業
2019/08/06
中国上海人社部のウェイボーに「猛暑日と屋外作業」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。
暑い日が続きます。社員が熱中症で倒れてしまってはいけませんので、体調管理には万全を期す必要がありますね。
Q:猛暑日に屋外作業をさせる際の注意点は?
A:気温によって以下のようなルールがある。
①日中最高気温が40度以上の場合
・屋外での作業は停止
②37度以上、40度未満の場合
・屋外作業は累計で6時間を超えてはいけない。連続作業時間は国家規定を超えてはいけない。かつ、その日の気温が最高になる時間の3時間は屋外での作業は停止
③35度以上、37度未満の場合
・交代作業方式などを採用し、社員の連続作業時間を短縮する必要がある。かつ、屋外作業社員に残業させてはいけない。
気温は「予報」で判断しますので、その日の仕事がスタートする前に当地の気象台に確認することになります。
他にも、妊娠中の社員など特殊な身体状況になる社員には、別途の作業制限のルールがあるのでご注意ください。
【講師のご依頼はこちら】
講演や研修の講師を承っております。これまでのテーマには以下のようなものがあります。
・中国経済データや中国税務政策から見た中国経済について
・中国人との付き合い方について
・中国会計や中国税務の基礎講座
・中国子会社の不正防止
これら以外のテーマもご相談ください。
料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。
【顧問サービスのご案内】
当社は、毎月貴社を訪問して、法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
法改正への対応が遅れると、行政処罰や労働争議などのトラブルが生じかねませんので、是非、本サービスをご利用ください。サービスの詳細や料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。