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中国労務ニュース 日中社会保障協定の事務手続きが9月1日からスタートします。

      2019/07/12

日本年金機構のホームページに「日中社会保障協定に係る書類発行サービス」の通知がありましたので、ご紹介します。

日本年金機構のこちらのページをご覧ください。

社員を日本親会社から中国子会社に派遣する場合、その方の帰国後を想定して、日本の厚生年金を加入したままの扱いにする企業さんは多いかと思います。

一方、中国では、中国で働く外国人は中国の厚生年金に加入する義務があります。
つまりは、二重加入となります。

ただ、中国らしく地域によって扱いは異なり、ほとんどの地域では強制加入ですが、上海市は外国人の加入義務は免除されています。

中国で厚生年金に加入していても、帰国時にその掛け金が戻ってくるわけでもなく、いわゆる掛け捨てになってしますので無駄な支出でした。
掛け捨てる保険料は、会社と個人負担と合わせて給与の2割近いの負担ですので、結構な額になります。
なお、平均賃金の3倍の給与水準がアッパーですので、例えば、1,000万円の年収でもその2割の200万円の負担となるわけではありません。
今の平均賃金は、大都市では、年収100,000元弱くらいですので、その3倍×約20%がアッパーです(年100万円くらいでしょうか)。

今回、発行する社会保障協定で、これが解消されそうです。

日中社会保障協定は、昨年末に国会は通過していましたが、
日中社会保障協定が参議院通過 社会保険料の二重払いが解消へ

その後の実務者協議を経て、

・9月1日から中国での免除手続きに必要な日本年金機構の書類発行サービス

がスタートします。

すでに、中国に赴任している社員さんは、今現在は、中国の社会保険に加入していると思いますので、

・この手続きをすることで、中国での厚生年金から離脱でき負担する社会保険料を減らすことができる、

ということになりそうです。

中国子会社のお近くの社会保険事務所などにご確認されるといいと思います。

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