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中国労務ニュース 第三者が原因で労災になった場合、会社は責任を負うのか?

      2019/07/08

中国上海人社部のウェイボーに「第三者が原因で労災になった場合、会社は責任を負うのか?」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。

Q:社員が車での通勤途中に交通事故に遭ってしまった。重症で入院、欠勤することになった。警察は、運転していた相手方運転手に責任があると認定したが、まだ、賠償金は支払われていない。会社は、事故の原因は相手方にあり、社員の欠勤等に伴う損失は相手方が負担するべきものであるため、会社が労災手続きをして処遇する必要はないと考えている。
A:このような場合、以下のようなことになる。
①労災認定手続きの面
・たとえ原因が相手方にあったとしても、通勤中の事故は労災の範囲なので、会社は事故発生から30日以内に規程に従い、労災認定申請をしなければならない。
②賠償金などの金銭園
・第三者が原因の労災では、その医療費は、第三者によって負担するものである。しかし、第三者によって医療費が支払われない場合には、労災基金が先行して支給する。労災基金は、先行して支払った後、社会保険機構を通じて、本来負担すべき第三者に対して賠償を求めることができる。
・企業或いは労災保険基金によって先行支払された休業期間給与などの金銭は、怪我をした本人或いは家族が第三者から賠償を受けたあと、賠償を受けることができる。

根拠は《上海市工伤保险实施办法》です。

交通事故はそこかしこ見かけますので、このようなことは起こりうるケースですね。

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