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中国給与ニュース 現物支給したら給与として認められる?

   

中国上海人力資源社会保障部のウェイボーに「現物支給と給与」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。

日系企業ではあまりないかと思いますが、資金繰り悪化などで現金による賃金支給ができない場合、自社が抱える在庫を代わりに支給したら給与関連の法律ではどう扱われるかのQ&Aです。

Q:甲社は、3か月の生産停止状態で資金繰りが厳しく、現金での賃金全額の支給が困難であった。そこで、在庫となっている商品(衣服)を現金で支給できない部分の賃金として支給することにした。甲社社長は支給された衣服を各人で販売すれば現金化できるので、合法と考えている。
A:違法である。《上海市企業賃金支払弁法》に以下の規定がある。
・賃金は現金形式を以て支給する。
衣服が換金性があるといっても非現金のため違法となる。
また、資金繰りが厳しい場合、同弁法に以下の規定がある。
・企業が生産停止が、一つの賃金支給期間内のものであれば、その月は標準給与を支給しなければならない。一つの賃金支給期間を超える場合、労使協議により支給する賃金水準は任意に決定できる。しかし、最低賃金を下回ってはいけない。

3か月の生産停止の場合、1か月目の賃金は約定した標準賃金を支払わなければなりません。2か月目以降は、協議となります。
気持ちとして現物を渡してもいいとは思いますが、それにより本来現金で支払わなければならない部分の支給を免れるわけではないのでご注意ください。

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