成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

中国労務ニュース 労働問題に関する質疑応答あれこれ

      2019/02/21

中国上海人力資源社会保障局のホームページに労働契約に関するQ&Aがありましたので、ご紹介します。

先日もいくつかアップしましたが、第二弾です。

Q:労働契約解除で、社員が仲裁を申し立て勝訴し復職した。係争中の賃金は支払う必要があるか?
A:沪人力综发(2016)29号に以下の規定がある。
・労働契約を解除したことに起因し、労働争議が発生し、これに対して仲裁部門などが企業の決定を取消、労働関係が復活した場合、企業は、調停、仲裁、訴訟期間の給与を支払わなければならない。労働契約解除前12か月の平均給与を標準とし、月数を掛け算して支給する。双方に責任がある場合、責任の大小に基づき、負担を調整する。

Q:授乳期の女性社員に残業させてもいいか?
A:《女性社員労働保護特別規定》に以下の規定がある。
・1歳未満の幼児に対して授乳する女性社員に対して、企業は労働時間の延長或いは、夜勤をさせてはならない。

Q:当社は、基本給のほかに、さまざまな手当を支給している。この時、最低賃金の計算においてどの手当が含まれるか?
A:沪人社規(2017)12号に以下の規定がある。
・以下のものは最低賃金を構成しない。
 ①法定労働時間を延長した場合の賃金
 ②夜勤手当、夏季高温手当、有毒有害等の特殊作業環境手当
 ③食事手当、通勤手当、住宅手当
 ④個人が法に従い納付する社会保険費と住宅基金

Q:社員が操作ミスで機械を壊したので、機械代金を弁償させるため、給与から天引きしようと思うが適法か?
A:沪人力综发(2016)29号に以下の規定がある。
 ・控除する場合、控除部分は当月賃金の20%を超過してはならず、かつ控除後の賃金が最低賃金を下回ってはならない。

上海市が発布している法律を根拠にした解説ですが、他地域にも同じような、また異なる法律がある可能性がありますので、各地確認ください。

■ご質問、ご相談がありましたらこちら内容を記入して送信してください。

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。
また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

 - 労務・社会保険改正などのニュース