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中国 ホワイトカラー就職競争指数が36.8人に1人、より狭き門に

      2019/02/25

中国の就職斡旋会社である智联招聘が2015年の冬季就職競争倍率を発表し、各種メディアで報道されていますのでご紹介します。

四半期ごとに発表されていますが、就職はどんどん狭き門になっています。

・第4四半期のホワイトカラーの就職競争指数は36.8となった。これは1つの求職に36.8通の略歴が送付されたという意味である。
・競争指数は下図にあるように上昇しており、ホワイトカラーの就職はより狭き門となっている。
・都市別では、成都が57.6、瀋陽が57、北京が50.7となっており、成都はもっとも競争の激しい土地となっている。
・競争が厳しい上位には、成都、瀋陽、西安、大連、天津、長春、蘇州、哈爾浜など地方二級都市がランクインしている。
・東北三省は、瀋陽(2位)、大連(6位)、長春(8位)、哈爾浜(10位)と軒並みランクインし経済動向の厳しさを反映している。東北地方には重工業企業や資源系の企業が多く、構造改革の波をまともに受ける格好になっている。
・寧波、厦門、仏山の競争指数は低く、さらに福州、南昌、济南の指数は20以下となっている。
・企業規模別には、10000人以上が41.6、1000-9999人規模が44.2、500-999人が41.0、100-499人規模が40.3となった。20-99人规模は31.9、20人以下は23.5であった。規模が大きくになるにつれ競争指数が高くなり狭き門となる傾向にある。
就職競争率

これらデータはホワイトカラーの競争指数ですが、皆様の中国子会社の応募件数はいかがでしょうか?優秀な人材の中には、給与や福利厚生などの基本的処遇だけでなく、会社の雰囲気・能力やキャリアアップの可能性などに魅力を感じて応募してくる人材も多いようです。日本親会社では採用戦略について熟慮されていると思いますが、中国においても、優秀な人材をひきつける魅力ある企業にするにはどうするか、必要な人材像の明確化、彼らに対して提供するベネフィットをどうするかなどを整理されることをお勧めします。

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