中国労務ニュース 退職後に発生した労災治療費は精算できるか?
2021/03/11
中国上海人社部のウェイボーに「退職後に発生した労災治療費は精算できるか?」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。
Q:李さんは5年前に労災となった。これまで治療にあたりその治療費は精算されてきた。この度、李さんは定年退職となるが、退職後も継続して治療が必要である。退職後の治療費は精算されるのか?
A:労災でケガをした部位に関する医療費は、退職前後に関わらず、すべて精算できる。会社の押印がある「工伤(亡)职工医疗费用报销受理审核表」と医療費用に関するエビデンスなどの申請資料を持参して、最寄の社保センターで手続きすることで清算できる。
申請書には会社の押印が必要ですので、協力していただければと思います。
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