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中国労務ニュース 労働契約満期直前に社員が病気になったが、契約はそのまま終了できるか?

      2020/09/08

中国上海人社部のウェイボーに「労働契約満期直前に社員が病気になったが、契約はそのまま終了できるか?」のQ&Aがありましたので、ご紹介します。

契約満期なので、そのまま終了できそうですがどうでしょうか?

Q:陳さんは2019年10月に1年の労働契約で入社した。会社は契約満期になれば継続しないつもりであった。
2020年8月に、陳さんは家事をしているときに転倒し、骨折してしまった。医者は3か月の自宅療養が必要と診断した。
会社は9月の労働契約満期時に、当初の予定どおり契約を更新せず、終了するつもりであるが、可能か?

A:労働契約法第45条に以下の規定がある。
・労働契約満期時に、患者或いは非業務傷病により規定の医療期間内にある場合、労働契約は延長し、当該事由が消滅したのち終了する。
また、沪府发(2015)40号に以下の規定がある。
・医療期間は本人の当該企業における勤務年数により決定される。勤務1年目の場合、医療期間は3か月で、その後は勤務年数が1年増えるごとに1か月増加する。ただし24か月を限度とする。

このケースでは、陳さんは勤務期間1年目のため、医療期間は3か月となります。2020年9月の満期到来時には医療期内であるため、労働契約を終了することはできません。それでも満期到来時に予定通りに終了したい場合は、経済補償金を支払うことになります。
なお、「陳さんは勤務期間1年目のため、医療期間は3か月となります。」の部分は上海市の取り扱いですので、各地取り扱いが異なると思いますので、当地でご確認ください。

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