中国新幹線ニュース 広東省への出張には便利です! 香港から広州までの直通新幹線が開通します。
2019/02/21
香港や広東省へ出張されるみなさんには朗報です。
香港中心地から広州市までの直通新幹線が開通します。
すでにチケットは売り出されています。営業運転は9月23日からです。
香港で仕事をして、広州でも仕事をしてというビジネスマンにとっても便利です。
なんせ、広州市には、トヨタ、ニッサン、ホンダの3大メーカーが固まっていますので、出張族はたくさんいます。
ただ、香港空港から出発ではなく、香港中心部から出発なので、香港空港を使って広東省へ出張する方には、ちょっと使い勝手が悪いかもしれません。
空港からは、直行高速バスがありますもんね。
とはいえ、便利は便利になりそうなので、以下、ご参考にしてください。
1.ルート
香港は「西九竜駅」が拠点となります。香港駅から少し北に行った地域ですね。
香港空港から直接乗れませんので、香港市内までの移動が必要になります。これがちょっと不便ですね。
とはいえ、香港で仕事や観光をしてから広州へ移動というパターンだと、それほど苦にならないと思います。香港西九竜駅を出発すると、次は、中国広東省深セン市の「福田駅」に止まります。所要時間14分だそうです。
福田駅付近は、深センの金融センターで日本の金融機関もここにお店を構えています。
最近。深センは、ドローンなどのデジタルガジェットで有名になっていますが、これらが集積する「華強北路」地区は福田地区の東すぐにあります。福田駅を出ると、途中「深セン北駅」「光明城駅」「虎門駅」「慶盛駅」を経て終着駅の広州南駅に到着します。
香港から最速で47分で到着するとのことです。おそらく途中駅は通過だと思います。ちなみに、そのまま、上海や北京まで行けてしまいます。上海までは8時間、北京までは9時間かかりますけど。
2.チケット代
香港西九竜駅から各駅までのチケット代は以下のとおりです。二等席です。
・広州南 215元
・深セン北駅 75元
・福田駅 68元
ちなみに、北京西駅までは1,077元、武漢までは678.5元、上海までは1,008元です。便利になりますね。
香港は、マカオ方面への橋もできましたので、拠点としても強みが増しそうです。Rcepもありますので、東アジアと東南アジアを結ぶ発展をしそうですね。