中国 外商投資産業指導目録が2年ぶりに改訂、新たなに追加された奨励類とは?
2019/02/22
中国人民政府のホームページに「外商投資産業指導目録」の改定版がアップされていましたので、ご紹介します。
7月28日から新たな目録がスタートしました。旧版となる2015年版は、廃止されます。
原文は外商投资产业指导目录(2017年修订)です。
なお、同時に税関総署からも2017年第30号公告が出ています。
主な内容は、2017年版の奨励範囲の外商投資項目に属する産業に属した自社使用の設備等の輸入については、投資総額の範囲であることに限り、特別な規定がある場合を除き、関税が免税になるというものです。
新たなに奨励項目に追加された産業は以下です。
Q:外商投資産業指導目録が改定されたそうだが、新たなに奨励項目に追加された主な産業は何か?
A:以下である(番号は目録中の整理番号)
204. インテリジェント緊急医療救援設備の製造
205. 水文モニタリングセンサーの製造
208.自動車電子バスネットワーク技術と電動助力ステアリングシステムコントロールユニットは、「合資に限る」の規制が撤廃
268. 第四代及び以降の移動通信システム携帯電話、基地局、コアネットワーク設備及びネット検査設備の開発と製造
269. 全機の処理能力が6.7 Tbps(双方向)を超えるハイエンドルーター、交換容量が40Tbpsを超えるスイッチの開発と製造
300. 水素ステーションの建設と運営
343. 都市停車施設の建設と運営
新たなに追加や変更された項目は、日本企業にもチャンスがありそうな産業ですね。
大都市内では、駐車スぺースはあまりなくて、あってもビルの地下駐車場がメインのようです。自走式とかタワー式にはあまり見ませんでした。
水素ステーションなどはガソリン車に代わるエコ自動車普及の布石でしょうか。
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