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中国 春節で最も「空城」だった都市は?

      2019/02/22

中国21世紀経済報道などのウェイボーに春節で最も「空城」だった都市はどこか?の記事がありましたのでご紹介します。
日本でもお盆やお正月になると、都市部は閑散としますが、「空城」とはあれのことですね。いつもの人口との差がどれくらい激しいかを表す概念です。

・もっとも「空城」だった都市は、「東莞」である。
・次いで、仏山、広州、深圳、長沙、上海、蘇州、北京、武漢、鄭州が10代空城都市であった。広東省は、東莞、仏山、広州、深圳の4都市がランク入りし、空城省となった。
・東莞の空城率は69.26%で70%近くが帰省のため当地を離れた。仏山、広州、深圳は60%近い人が、帰省して故郷で春節を過ごした。
・大都市は地方からの出稼ぎ者が多いせいか、空城率が高くなった。広州が61.36%、深圳が60.76%、上海が56.76%、北京が52.01%であった。
・逆に、出稼ぎ率が最も高い地域は、江西省で全省人口の7.25%が出稼ぎとして他地域で仕事をしている。次いで、湖南省(7.16%)、河南省(6.3%)、安徽省(6.27%)、山東省(6.05%)と続いている。
・東莞は、伝統的な製造業からの転換を図っているが、電子科学、加工製造、大型設備などの企業があり、”ネット+”のブームで、通信やネットの人材が多く流入している。

東莞はかつては家具の製造販売など軽工業の集積地というイメージで、その凋落に伴い、往年のにぎやかさは失われているというイメージがついていますが、記事では、新たな産業が集積し、盛り返しているような紹介がされています。深センがハイテク産業集積都市ですので、その隣の東莞もプラスの影響があるのかもしれないですね。私は東莞にはあまり行かないので実態はよくわからないですけど、たまに仕事で中心地の銀行などに出向くと、それほど寂しい印象は受けません。家具街などは大変かもしれませんが。
出稼ぎ者が多い企業は労務管理が大変だと思いますが、食堂の食事を何種類か選べるようにしたり、寮を充実させるなど、福利厚生を充実させて、うまく運営している企業もあります。出稼ぎ労働者は、春節明けに戻ってこない、すぐ転職する、性格がきついなどいろいろな苦労話をお聞きしますが、福利厚生への投資という対策も有効打になるかもしれません。

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