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中国 スーパーが仕入れた食品の添加物表示違反で罰せられる!

      2020/03/04

中国消費者報に「食品添加物の表示とスーパーの責任」に関する裁判記事はがありましたのでご紹介します。
仕入れた商品の表示違反で、メーカーではなく、スーパーが責任を問われた、という事案です。
スーパーを営む日系企業は限られると思いますが、食品ではなくても、みなさんが営む事業に関連する法律の内容は抑えておかれるとリスクは少ないと思います。

・2015年12月、消費者Aがハルビン市内の某スーパーで加工されたキノコなどの商品を総額1,336.8元分購入した。
・消費者Aは調理する際に、その商品の成分ラベルに、「人工甘味料アスパルテーム」という表示を発見した。
・アスパルテームを含む場合、《食品安全国家標準食品添加物使用標準》(GB2760-2014)によると、「アスパルテーム(フェニルアラニンを含む)」と明記しないといけないが、スーパーは「フェニルアラニンを含む」を明記していなかった。このため、Aは、スーパーが当該法に違反しているとして、2016年1月にハルビン市道里区人民法院に訴えた。
・人民法院は、食品安全法の関連規定に基づき、10倍の賠償金を支払うように命じた。

理由は、
・スーパーは食品経営者であり、仕入商品を精査する義務があるがそれを怠った。このため、不合格品と知りながら販売したとみなされ責任がある。
というロジックです。
日本人スタッフだけではなかなかチェックできない事柄ですので、現地専門家のサポートをうまく活用していただければと思います。

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