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中国 新規株式公開申請の取り消し 今年度1月から9月までで73社

      2019/02/22

中国21世紀経済報道に中国の新規株式公開(IPO)の状況に関する記事がありましたので、ポイントを紹介します。

・証券監督委員会が11月3日に発表したデータによると、IPO審査待ち企業数は793社で5月以来の800社割れとなった。
・また、IPO申請の取り消し件数と理由についても発表があった。1月~9月までで73社が取り消しとなった。うち、自主的に申請を撤回したのが55社、財務データの3か月超過による自動審査停止が18社であった。
・73社のうち、5月までで17社、6月以降56社の分布であり、6月以降に急増している。理由は以下である。
①報告年度の業績が大幅に悪化或いは赤字であるという理由。24社がこの理由である。全体の43%
②財務諸表の異常変動があり、合理的な説明ができないという理由。3社がこの理由で全体の5%
③審査中の質問に関する回答が未提出であるという理由。1社がこの理由で全体の2%
④申請資料の更新が間に合わない或いは財務諸表提出期間を超過したという理由。18社がこの理由で全体の32%
⑤経営戦略や上場プランに関する理由。6社がこの理由で全体の10%
⑥コンプライアンス上の問題が未解決であるという理由。4社がこの理由で全体の7%。

800社近い企業が順番待ちですからIPOが活発であることは変わらないようです。審査体制が追いつかないということもあるとは思いますが。上場しても財務諸表の正確性について問題を指摘される企業もあるようですので、上場企業との取引といえども与信には十分にご注意ください。

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