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中国 日中韓のIH炊飯器の消費者アンケート

      2019/02/22

中国中央テレビに「消費主張」という番組があります。そこで日中韓のIH炊飯器の調査をやっていましたのでご紹介します。

①味の調査
・杭州市のとある一角で、「消費主張」の記者が日中韓の6つのIH炊飯器を並べて、それぞれで炊いたご飯を食べさせて感想を聞くというもの。ただし、対象者は15人の住民。
・準備されたのは、日本ブランドは2台(29,999元と5,850元)、韓国ブランドは1台(4,228元)、中国ブランドは3台(2,500元、1,900元、499元)。
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・結果、中国の1,900元が4票を獲得でトップ。以下、日本の29,999元が3票、日本の5,850元は2票、中国の499元は2票となった。
②栄養の調査
・中国農業大学の教授が日中韓の599元~39,999元の9台のIH炊飯器(日本が5台、中国が3台、韓国が1台)で炊かれたご飯を調査した。
・指標はご飯の糖の含有量を採用した。含有量が多いほうが、栄養や甘味になるので良い。
・結果は、中国の2,599元の炊飯器が最もよく、1,699元の中国品も高い値となった。
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番組では、上記調査のほかに、中国産お米(細長い米)を使ったごはんの味調査(中国品がおいしいに10票、日本品がおいしいが5票)、標高の高い地域での炊飯調査(高地にすむ家族11人に食べてもらった結果、中国品がおいしい11票)などをやっていました。
調査方法や結果について意見のある方も多いと思いますが、影響力のある番組でこうなると売れ行きに影響が出そうですね。
つまり、日本でご飯を食べたことのある、また、中国でも同じような状況で食べることができる富裕層向けに絞るとか、普通の中国人向けに販売するならそれに合わせて開発するとか、SNSなどの口コミなどで良さを消費者に伝えるなどの工夫をしないと、売れなそうです。

ある越境ECサイトを運用している方にお話しを伺うと、「日本の商品をネットショップで販売する際には、細かな商品説明やその商品が出来上がるまでの説明などのうんちくも含めてページを作らないと、商品写真だけでは、いくら日本製といえども売れない」とのことでした。うんちくがあると、商品に安心するだけでなく、友達に自慢しやすいのもかもしれませんね。

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