成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

中国 不良債権比率悪化 2%超え

      2019/02/25

中国の2月末の不良債権の状況が各種メディアで報道されています。ご紹介します。

・2月末時点の銀行業金融機構の不良債権残高は2兆元となり、年初から1,500万元の増加となった。これは前年同月比で35%近い増加である。不良債権比率は2.08%となった。
・2月末時点の商業銀行の不良債権残高は1.4兆元となり、年初から1,200万元の増加となった。これは前年同月比で45%近い増加である。不良債権比率は1.83%となり、年初から0.1ポイントの悪化となった。商業銀行の要注意先債権は3兆円で前年同月比35%である。
・多くの要注意先債権の内、国有企業や中央企業が見え隠れし、渤海鉄鋼が2,000億元の不良債権化となった。
・105社の金融再建機関のうち、北京銀行、天津銀行、天津浜海農商銀行、建設銀行、浦発銀行、興業銀行、中国銀行が貸し出し債権が多く、債権者集会の主要メンバーとなっている。

記事では、デッドエクイティースワップにも言及がありましたが、記者からインタビューを受けた専門家は「焼け石に水」とにべもないコメントでした。もっぱら、バルクセールで処理することが多いようですが、かつての日本のように(今のそうですが)、再生計画作成による債権カットやリスケなどのコンサルビジネスが盛んになるのかもしれませんね。

 - 中国経済、その他法律に関するニュース