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中国 2015年歳入対GDP比率 依然低水準

      2019/02/25

中国の歳入対GDP比率についてIMFがデータを発表したとして各種メディアが報じていますのでご紹介します。

・IMFによると、中国の歳入対GDP比率は、2014年が30.5%、2015年が30.1%(いずれも土地売却益加算後)であり、世界平均の38.8%を下回った。先進国平均が42.2%、発展途上国平均が34.4%のため、そのいずれも下回っている。
・中国政府の歳入計算は、公共財政収入から国有土地使用権売却収入後の政府性基金収入と国有資本経営予算収入、社会保険基金収入を除いたて計算している。
・中国のこの値は2012年以降、29%前後で推移してきた。しかしながら、企業や個人の税負担感は強くなっている。
・これについて、中国財政部の専門家は、このパーセントは平均であること、輸出増値税還付は輸出企業のみ享受すること、などを理由として挙げている。
・中国政府は歳入対GDP比率は低い水準であるものの、営業税から増値税への全面改訂などの施策でさらに減税を押し進める予定である。

日本に比べて税負担は低いでしょうから(相続税はありませんし、増値税は内税で消費者は実感がないようです)、これでも重税感があるのは羨ましい話ですね。今後は、景気刺激を狙うためか、さらに減税を用意しているようです。財政が悪化しても、増税余地はより大きくなり財政改善のカードが増えますので、さらなる景気刺激策が打ち出されそうです。

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