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中国 債務比率がGDP比232%! S&Pが格下げか?

      2019/02/25

中国の各種メディアで、S&Pが格下げする可能性があると報じられています。これに関連して金融リスクに関する報道がありましたので主なものをご紹介します。

・中国が1月に行った大幅な金融緩和が国際的な注目を浴びている。この緩和が低金利と企業の債務増加を誘発し、結果、債務のGDP比率が232%にまで悪化している。
・現在、S&Pによる格付けはAA-であるが、このまま経済が弱く、また政府が緩和を続ける場合は、格下げの可能性があるとS&Pは警告している。
・人民元安が外国債の償還を促進し、金融緩和で「外債から内債」への動きが加速している。
・不動産業界及び銀行業界の経営悪化があれば、さらにリスクは高まる。

中国の過剰債務問題をリスクとして指摘する専門家は多くいます。人民元建てで国内債権者からの債務は政府が、何とかしろ、とするかもしれないですが、外貨建債務もありますので注意が必要です。外貨建て債務は1割程度のようですが、総額が大きいだけに金額は膨大です。外債のデフォルトが起こるとそれが次のリスクを顕在化させる恐れもありますので、膨張した債務問題の解決にどう対処するかはモニタリングが必要です。

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