成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

中国 2016年1月のPMI 製造業、非製造業ともに前月比悪化

      2019/02/25

中国国家統計局が1月の製造業PMIを発表し下落の要因について分析しています。各種メディアで報道されていますのでご紹介します。

①製造業PMI
・1月は49.4となり、前月比0.3ポイントの悪化となった。悪化幅は前年同期と同じとなった。この要因について統計局は以下を指摘している。
・1つ目に、元旦や春節の影響で製造業の生産活動が低下するため。生産指数は51.4で0.8ポイント悪化した。新規受注指数は49.5で0.7ポイント悪化した。
・2つ目に、今は過剰生産能力の調整時期にあること。一部企業は、生産と在庫を減らしている。完成品在庫指数は44.6で前月比1.5ポイントの悪化となった。3ヶ月連続で悪化している。
・3つ目に。最近の国内外経済成長が緩やかになっており需要が弱くなっていること。新規輸出入指数は46.9と46.4で前月比0.6及び1.2ポイントの悪化となった。
・消費品製造業PMIは依然として高く、57.8となった。前月比3.4、前年同期比2.1の改善となった。食品、酒、飲料、お茶、薬、車、電気機械などの製造業PMIは3ヶ月連続して改善している。
・その他、1月は資金逼迫企業の比率が43.6%となり、前月比1.5ポイント低下した。幾分、資金逼迫状況が改善している。
②非製造業PMI
・1月が53.5で前月比0.9の悪化となった。
・業種別では、サービス業活動指数が52.7で前月比1.0ポイント悪化した。正月や春節の影響を受けていると推察される。
・金融業商務活動指数は57.8で依然として高い値ではあるが、証券市場暴落の影響を受けて、前月比6.9ポイントの悪化となった。
・建設業指数は57.8となり、前月比0.5ポイントの悪化となった。

統計局の解説付き記事をご紹介しましたが、まぁその通りといった感じですね。生産活動は低下していて、在庫指数が連続して悪化中です。上記3つの要因のうち、元旦や春節の影響以外は、今後も続くでしょうから、悪化トレンドは継続すると思われます。
海外での「爆買」需要を、国内品はもちろん、国内輸入品にも振り向けようと関税を下げたりしていますが、相も変わらず春節の海外旅行客は多いようですので、すぐには「爆買」を取り込めないようです。偽物撲滅と品質改善で国内消費が盛り上がるのかもしれませんね。

 - 中国経済、その他法律に関するニュース