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中国 2015年小売消費額が30兆元を突破、前年比10.7%の名目成長。

      2019/02/25

中国商務部から2015年の小売消費額に関する統計が発表されました。前年比10%程度の伸びとなりました。各種メディアで報道されていますので抄訳してご紹介します。

①全体
・2015年の全国社会消費品小売総額は30.1兆元となった。これは前年比名目で10.7%、実質で10.6%の成長である。
・消費額は30兆元を突破したが、2012年に20兆元を突破してから3年を要した。10兆から20兆までは1年を要したのみであったので、増加速度はゆっくりしたものになった。ちなみに1992年に1兆元となってから10兆元になるまでは16年を要した。
・消費の経済成長に占める貢献度合いは上がっており、2015年の貢献度合いは66.4%で2014年より15.4ポイント増加している。
②業態別
・ネット販売と総合販売業の発展が著しい。全国実物商品ネット販売額は前年比31.6%の伸びとなった。消費に占める割合は10.8%となっている。また、商务部がモニタリングしている5,000社重点小売企業のうち、ショッピングセンター販売額が11.8%と増加しており、スーパーが5ポイント、百貨店が9.4ポイント、専門店が11.5ポイントの増加となった。
③種類別
・スマホやエコ節電商品の消費が旺盛であった。通信機材が29.3%、家電が11.4%の増加となった。重点モニタリング企業の4G携帯電話の販売量は75.9%の増加、節電冷蔵庫や空調の販売額は普通のそれに比べて販売額が多く、それぞれ13.3ポイント、12.9ポイントと多くなっている。新エネルギー乗用車の販売は3.4倍となった。
③業種別
・サービス消費の発展も著しい。レストラン市場は依然として成長をキープしており、11.7%の収入増加となった。2ポイントの伸びとなった。文化娯楽、健康レジャー、旅行などの業界も好調であった。また映画チケット販売額は440.7億元で50%の増加となった。国内旅行は延べ人数で40億人を突破し、旅行収入は4兆元を突破した。

消費販売は緩やかになりつつも依然として成長しているようです。また消費内容の傾向も変わっているようでより高度な消費になっているようです。質的にも日本と変わらない市場になりつつありますので、日本でウケているものを中国で販売するチャンスは広がっていると思われます。

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