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中国 2015年12月のPMIは依然として低迷

      2019/02/25

中国の2015年12月のPMI(購買担当者景気指数)が国家統計局、財新からそれぞれ発表されましたのでご紹介します。傾向は下のグラフをご覧ください。

(1)製造業
①政府発表値:49.7
・前月の49.6に比べて0.1下落した(予測値は49.8)。特に人員指数が47.7、原材料在庫指数が47.6と悪くなっている。この2分野で余剰感があり景況感を悪化させている。一方、生産活動指数は52.2%と前月に比べて0.3改善、新規注文指数が50.2と0.4改善している。
②財新発表値:48.2
・10か月連続して50を割り込んでいる。予想値は48.9、前月は48.6と予想値、前月値ともに下回った。

(2)非製造業
①政府発表値:54.4
・前月53.6に比べて0.9改善した。販売価格指数が48.2と50を割り込んでいるが前月から0.5改善した。人員指数は48.9とこれも50を割り込んでいるが、0.5改善した。商業活動指数、新規注文指数はそれぞれ54.4、51.7と50を上回っている。ただ、在庫指数が45.5となっており、前月より1.1悪化した。
②財新発表値:50.2
・前月の51.2より1.0悪化した。この17か月で最も悪い指数となった。

(政府発表:製造業PMI)官制製造業PMI2015年12月

(政府発表:非製造業PMI)官制非製造業PMI2015年12月

(財新発表:PMI)財新PMI2015年12月

製造業PMIは、政府値、財新値ともに悪化となっています。非製造業は政府値は改善、財新値は悪化と異なった動きとなりました。年初の上海株式の暴落は財新値が予想値を下回ったことが原因の一つとされています。政府値は信憑性に欠けるとされる一方、財新値がサンプル数が少ないと指摘されており、どちらも一長一短ですが、財新の非製造業景況感が悪化しているのは心配です。とはいえ、大都市の賑わいやレジャー産業の成長を見ると、不景気という感じもしません。弊社では中国視察ツアーなどもアレンジしておりますので、ご自身の目で中国を確認されたいという方は問い合わせください(リスクを減らす事業計画の作成)。

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