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中国 五大銀行の資本金充足率13%、2,000~3,000億ドルの不足

      2019/02/25

中国各種メディアで五大銀行の目標資本充足率まで2,000~3,000億ドルの不足があるとの報道がありましたのでご紹介します。
景気も悪くなっていますので、銀行の体力も以前に比べると低下しているようです。中国では現在、政府主導で、国有企業改革ということでエネルギー系企業をはじめ大型の企業再編が行われていますが、いくつかの銀行も合併などの再編が行われるかもしれません。日本の金融危機を学んでいますので、貸し渋り不況はコントロールすると思われますが、金融面でのウォッチも欠かせない状況であることには変わりません。

・中国の五大銀行の資本充足率は13%前後と予想されている。日本の大型銀行のそれは15%程度であるため、比べて低い充足率になっている。
・金額にして2,000~3,000億ドルの不足となっている。
・中国銀行国際金融研究所が発行した《2016年経済金融展望報告》によると、2016年には経営規模が拡大するとともに不良債権も増大するため、資本金の充足が必要な状況になると予想されている。なお、上場全銀行の不良債権の割合は2%に達すると予想されている。
・2014年の主要な商業銀行の純利益は前年同月比7.29%のプラスであった。2015年上半期のそれは1.54%と伸び率は鈍化している。

日本の大手行の総与信に占める不良債権比率は1%ちょっとです(2015年3月時点)。2001年にはそれが6.6%でしたので隔世の感がありますね。

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