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中国 来年は住宅価格が下落?

      2019/02/25

中国社会科学院が不動産関連のレポート(中国住房发展报告2015-2016)を発表しましたので内容をご紹介します。
販売用住宅への資金流入は2014年は順調に推移、2015年に入ると経済停滞の影響もあり前年同月比伸び率は鈍化傾向にあるようです。開発が進み販売は鈍化のため、在庫が徐々に膨らんでいるようです。今年は株価が暴落しましたが、来年は不動産が下落する可能性があるようです(暴落までいくのかは不明ですが)。とはいえ、政府も金融緩和や住宅基金の活用拡大などのテコ入れしていますので政策の効果がどう出るのか目が離させない状況にあります。

✓住宅価格は2016年第2Q以降、下落する恐れがある。
✓2015年の販売用不動産価格は2013年のピーク価格に接近している。販売用不動産販売の伸びは勢いに乏しく、在庫圧力が高まっている。
✓2014~2015年の動きは以下であった。
・販売面積は2015年2月に前年同月比で最大の下げをみせた。しかし、その後6月に前年同月比がプラスに転じ、結果1~10月前年同月比は7.9%となった
・価格は緩やかな下落から明らかに上昇に転じた。2014年10月はマイナス幅が減少し、2015年3月にはマイナスからプラスに転じた。
・1~10月は、新たな完工がマイナス17%、施工中がプラス0.2%となった。在庫は21億元の過剰となっており、うち、完成物件が1億元、建築中のものが19.923億元となった。
・販売用住宅の投資額は2014年は10.5%の伸びであったが、2015年1~10月はそれが2%となり伸びは鈍化した。

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