中国経済ニュース 2022年1月のPMIは?
2022/02/02
中国国家統計局のウェイボーに「2022年1月のPMI」がありましたので、ご紹介します。
西安市がロックダウンされるなどコロナも流行していますが、1月はどうだったでしょうか?
①製造業
・2022年1月のPMIは50.1%となり、前月から0.2ポイントの悪化となった。景気判断の基準値である50%は上回った。
・規模別では、大企業が51.6%(前月51.3%)、中企業が50.5%(前月51.3%)、小企業が46.0%(前月46.5%)となった。
・要素別で50%を下回っているのは、新規受注残、原材料在庫、人員、配送時間、新規輸出受注、輸入、製品在庫、手元受注である。
②非製造業
・2022年1月の非製造業商務活動指数は51.1%となり、1.6ポイント悪化した。
・建築業は55.4%(前月56.3%)、サービス業は50.3%(前月52.0%)となった。
製造業はまた、50%ギリギリになりました。
非製造業は比較的堅調でしたが、回復の足取りが重い印象です。
製造業は中企業、小企業が悪化しています。中企業は前月は改善しましたが、また悪化です。小企業は50%をかなり下回るレベルです。
非製造業のうち、建築は以前は、60%前後の高いレベルでしたが、こちらも足取りは重くなっています。
サービス業はコロナの影響もあり、重いですね。
中国の経済動向や法改正は、子会社の経営だけでなく、日本親会社の経営戦略にも影響します。
いわゆるPEST(政治、経済、社会、技術)に関する情報は、経営戦略を考える上で重要な情報であることは間違いありません。
これらPSET情報を把握し、経営戦略の熟慮に活用したいと考える経営者の方は、下記の顧問サービスをご利用ください。
顧問サービスではPEST情報を提供するだけでなく、それに対する日中経営戦略の変更や策定をどうするかについても助言いたします。
【講師のご依頼はこちら】
講演や研修の講師を承っております。これまでのテーマには以下のようなものがあります。
・中国経済データや中国税務政策から見た中国経済について
・中国人との付き合い方について
・中国会計や中国税務の基礎講座
・中国子会社の不正防止
これら以外のテーマもご相談ください。
料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。
【顧問サービスのご案内】
当社は、毎月貴社を訪問して、法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
法改正への対応が遅れると、行政処罰や労働争議などのトラブルが生じかねませんので、是非、本サービスをご利用ください。サービスの詳細や料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。