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中国経済ニュース 2020年の金融機関貸付動向は?

   

中国人民銀行のホームページに2020年金融機関貸付統計レポートがありましたので、ご紹介します。

2020年の貸出動向に関するレポートです。
全体では2020年末時点で、金融機関の人民元各種貸出残高は172.75兆元で前年同月比で12.8%の伸びとなりました。
以下、特徴的な部分をご紹介します。

1.企業向け貸出はゆっくりとした伸び
・2020年末で、人民元及び外貨での企業向け貸出残高は110.53兆元となり、12.4%の伸びとなった。
・短期及び手形貸付残高は41.57兆元で8.2%の伸びとなった。中長期残高は66.06兆元で15.3%の伸びとなった。
・固定資産向け貸出残高が47.58兆元で11.6%の伸びとなり、運転資金残高が45.33兆元で12.9%の伸びとなった。

2.工業向け中長期貸出は増加
・2020年末、人民元及び外貨での中長期貸出残高は11.01兆元で20%の伸びとなった。内、重工業向けの中長期貸出残高は9.54兆元で18.5%の伸びとなった。軽工業向けの中長期貸出残高は1.46兆元で30.7%の伸びとなった。

3.不動産向け融資
・人民元での貸付残高は49.58兆元で11.7%の伸びとなった。伸び率は上半期に比べて3.1ポイント鈍化した。29か月連続で鈍化している。

他にも、エコ産業向けや個人向けなどのデータが開示されています。市中への資金供給は順調なようです。
焦げ付きもあろうかと思いますが、2020年末での不良債権比率は2%を下回っています(貸倒引当金も潤沢)。

 
 

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