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中国経済ニュース デフレ傾向は強まったのか?2021年1月のCPIとPPI発表

   

中国国家統計局のウェイボーに2021年1月のCPIとPPIがありましたので、ご紹介します。

どちらも物価上昇がどうだったかを示す指標ですが、ここ数か月、消費者物価指数(CPI)は上昇率が鈍化するトレンドでした。製造出荷価格(PPI)は数か月デフレでしたが、ここ最近は持ち直してきました。

日本では、いわゆる黒田バズーカーをやっても、目標とする物価上昇率を達成できない傾向が続き、経済低迷が長引いていますが、中国ではどうでしょうか?

①CPI
・前年同月比で0.3%のマイナスとなった。前月比では1.0%のプラスとなった。
・前年同月比(以下同じ)で都市が0.4%マイナス、農村が0.1%マイナスであった。
・食品は1.6%プラス、非食品は0.8%マイナスであった。
・消費品は0.1%マイナス、サービスは0.7%マイナスであった。
・分類別は以下のとおりである。交通手段燃料が▲13.4%、豚肉が▲3.9%、旅行が▲8.6%となっている。

②PPI
・前年同月比で0.3%のプラスとなった。前月比では1.0%のプラスとなった。
・石油天然ガス開発採取企業は▲21.9%と目立っている。自動車企業は▲0.6%となっている。

CPIは前年同月では▲0.3%となりデフレとなりましたが、前月比では+1.0%と持ち直しています。コロナ以来続いていた物価下落トレンドはここに来て正常化の兆しが見えています。12月も+0.7%でしたので、プラス幅も大きくなっています。

PPIは、長く続いたデフレ傾向は収まったようです。6月以降は前月比でずっとプラスですし、この2か月は1.0%を超えて上昇しています。前年同月比でマイナス幅が大きかった業種も前月比ではほぼ横ばいですので、一段落したように思えます。

足元は、日本型の長期デフレに陥ることもなさそうです(新生児の減少は中期的に気になりますけど)
コロナ前に比べて人民元は上昇していますので、輸出依存企業の収益悪化の懸念はありますね。決済通貨の種類次第でしょうけど。

 
 

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