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中国経済ニュース 2020年12月の物価指数上昇率鈍化、売上高右肩上がり時代は終焉か?

   

中国統計局のホームページに2020年12月の物価指数がありましたので、一部の内容をご紹介します。

ここのところ、物価上昇率が鈍化しています。生産者物価(PPI)はここ数か月マイナス傾向が続いていましたが、消費者物価(CPI)も伸びが鈍化しつつあります。前月はマイナスでした。
デフレになると、消費者には値下げメリットがありますが、企業にとっては、販売単価が下がる圧力となり、結果、利益を落とすことにもつながりかねません。となるとそれは、固定費である人件費などの経費を削減する動機になり、それが消費低迷のトリガーとなってしまい、不況が長期化することにもなりかねません(今の日本がそうですね)。

物価上昇率鈍化が給与などの収入の伸びの鈍化につながっていくのかは注視する必要があろうかと思います。

①CPI
・12月は前年同月比で0.2%の上昇となった。先月のマイナス0.5%から反転した。
・都市は0.2%上昇、農村は0.2%上昇であった。
・食品は1.2%上昇、非食品は横ばいであった。
・消費品は0.2%上昇、サービスは0.3%上昇であった。

②PPI
・12月は前年同月比で0.4%の下落となった。先月の1.5%下落に比べると前年同月比では改善した。前月比では1.1%の上昇となった。
・生産資料価格は0.5%下落となった。
・採掘業は9.4%下落、原材料工業価格は1.6%下落、加工工業価格は横ばい、生産資料価格は0.4%の下落となった。

上記のデータの他、CPIは物品分類別、PPIは業種別のデータが公表されていますが、ここでのご紹介は割愛します。

CPIは、長らく価格上昇が続いていた豚肉の価格が下がっています。1.3%の下落です。食品では卵類も下落しています。野菜が6.5%と上昇しています。
その他、交通機器用燃料は14.6%の大幅下落となっています。食品を除くと横ばいです。

PPIは、デフレ傾向が弱くなってきましたが、まだ、前年同月比で下落しています。2020年初頭はコロナがひどかったので、価格指数も大きく下落しました。このため、1月~6月くらいまでは前年同月比ではプラスになる可能性がありますが、前年同月はイレギュラーなので慎重な分析が必要かと思います。

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