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中国経済ニュース 4,600kmの量子暗号通信に成功

   

中国新華社などメディアで量子暗号通信に関する報道がありましたので、ご紹介します。

新華社の記事によると、中国科学技術団体が、4,600kmの地球衛星間の量子暗号通信に成功したとして、その成果を英国ネイチャーに発表したとあります。

量子通信人工衛星やそれを利用した量子通信の分野では、中国はトップランナーで、2016年に量子通信人工衛星「墨子号」を打ち上げ、2017年には、世界初の北京上海間に量子暗号通信回線を構築しています。墨子号については、オーストラリアなどの技術者もアクセスし通信を成功させているようです。

この成果に対してアメリカも2019年2月にクリーブランド賞を授与し、そのレベルの高さを認めています。

量子暗号通信は、ほぼ絶対に解読できない通信と呼ばれるもので、情報通信セキュリティーの問題は解決されるとされるものです。
今や通信は商用軍用のいずれの分野においても重要なツールですので、ここのセキュリティーを完全に確保することは戦略的に大きな課題となっています。
これが量子通信衛星で解決となれば、中国はまた一歩、世界の先を走ることになりそうです。

グローバルでの量子衛星の通信運用には、世界各地に通信拠点が必要とのことですが、アフリカや南米には中国寄りの国がたくさんありますので、彼らと協力して通信拠点を設置することはそれほど難しいことでもないように思います。ここにも一帯一路の成果が出そうです。

中国国内に限っては、すでに4省3都市で32の結節点が設置済みで、それには、北京、济南、合肥、上海の4つの量子ネットが含まれます。
中国は広いですが、それでも北のハルビンから南の香港までは3,000Km弱ですので、4,600Kmであれば、ほぼ全国をカバーできることになります。
利用者も150ユーザー程度あり、主に金融、電力、政務関連の業界で接続しているそうです。

産業革命やIT革命を見るまでもなく、科学イノベーションは世界の勢力図を塗り替えてしまいますので、マクロ的にはこの分野も注目かと思います。

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