成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

*

中国経済ニュース 物価と住宅販売価格が下落したが経済変調か?

      2020/12/21

中国消費者物価が前年同月比、前月比でいずれも下落しました。これをネタに変調を危惧する声が上がっています。
ということで、各種の経済指標を確認してみたいと思います。

①物価指数
CPI、PPIともにマイナスです。PPIはずっとマイナスできましたが、CPIは食品価格が高かったことから上昇で推移してきました。
今回の下落は、この食品価格が下がったこと、及び前年同月の物価が高かったことにあると統計局が解説しています。豚肉などが高かった影響があるようです。食品が高いと市民生活に支障をきたすということで、豚肉などの価格抑制には気を配ってきましたので、その効果が出ているのかもしれません。
ただ、デフレ傾向が定着すると心配ですが、今後数か月の物価の動きと給与増加幅には注目かと思います。

②住宅販売価格
統計局から全国主要70都市の新築住宅販売価格の指数が発表されます。100を超えれば上昇、下回れば下落です。ここ数年はずっと上昇の都市数が大幅に上回っていましたが、この2か月、その差が縮まっています。
とはいえ、各都市の下落幅のほとんどは、0.1ポイント程度です。当局も住宅価格の上昇には警戒していますので、住宅価格指数は100前後で管理していくと思われます。

以上が、若干変調か?と指摘された指標です。他の指標は堅調に推移しています。

①失業率
ご承知のとおり、いわゆる農民工は含まれませんが、調査失業率は5.2%となりました。農民工が含まれないなど若干甘めの失業率ですが、都市に限り改善傾向です。

②消費
11月は5.0%の伸びでした。コロナ前の8.0%には及びませんが、ずいぶん戻ってきました。自動車販売も好調です。

③固定資産投資
11月は2.6%の伸びでした。コロナ前の約5%には及びませんが、3か月連続してプラスです。

債務不履行が多発するなど(中国に限った話ではありませんが)、コロナ前に比べれば不安定ではありますが、消費や投資は堅調に推移しています。
オーストラリアとの貿易摩擦もありますので、カントリーリスクに注意しつつ、中国の政治経済の動きには注意を払っていただければと思います。

【講師のご依頼はこちら】
講演や研修の講師を承っております。これまでのテーマには以下のようなものがあります。
・中国経済データや中国税務政策から見た中国経済について
・中国人との付き合い方について
・中国会計や中国税務の基礎講座
・中国子会社の不正防止
これら以外のテーマもご相談ください。
料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

【顧問サービスのご案内】
当社は、毎月貴社を訪問して、法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
法改正への対応が遅れると、行政処罰や労働争議などのトラブルが生じかねませんので、是非、本サービスをご利用ください。サービスの詳細や料金の確認及び申し込みは、こちらをご覧ください。

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。
また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

メールマガジンのご案内

期間限定のお得なコンサルティングのご案内や、このブログでは書けない情報を配信しています。メルマガ登録していただき、お役立てください。また、ブログ記事のヘッドラインや業務提携情報なども配信します。メルマガのリンクをクリックしてブログ記事や業務提携情報を漏れなくチェックしてください。

登録はこちらから

 - 中国経済、その他法律に関するニュース , , , ,