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中国経済ニュース 中国で新世代国産核融合トカマク型設備が実験稼働

      2020/12/10

中国各種メディアで「新世代国産核融合トカマク型設備稼働」のニュースがありましたので、ご紹介します。

核融合発電は、人工太陽とも呼ばれる次世代期待の発電方式ですが、これに関連する技術であるプラズマ放電実験が、成都市にある中核集団の核工業西南物理研究院で12月4日にスタートしたと報道されています。
トカマク型設備は中国語では「中国环流器二号M装置(HL-2M)」となっています。

報道では、実験スタートにこぎつけたことで、トカマク型装置の設計、建造、運用技術の国産化を図ることができるとされています。
トカマク(中国語で托卡马克)型とは、超高温のプラズマを閉じ込める磁気閉じ込め方式とのことです。
核融合には超高温が必要とされていますのでこれができるプラズマ技術は重要な技術の一つのようです。
先週、中国の嫦娥5号の月着陸成功の記事のときにも触れたフランス南部の核融合実験炉ITERもトカマク型を採用しているようです。

中国环流器二号の気になるスペックですが、プラズマ体積は現有設備の2倍以上となり、イオン温度は1.5億度まで可能としています。
スタートしたばかりですので、1.5億度まで上げられるのかは今後の実験次第とのことです。
核融合には1億度が必要ということのようで、日本ではイオン温度1.2億度を保持して電子温度を6,400万度にまで上昇させることができているようです(2019年6月5日の核融合科学研究所のプレス)。
また、同研究所では4億度も達成したことがあるとのことですので、この分野では日本が一歩リードのようです。

まだ、実験炉ですので実用には時間がかかるようですが、実現すればエネルギーをめぐる諸問題の多くが解決できそうですので期待したい技術ですね。


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