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中国 13次5か年計画(十三五)の目標GDP成長率は6.5%か?

      2019/02/25

今月、13次5か年計画(通称「十三五」2016-2020年)の会議が開催されます。そこで今後のGDP成長目標値も発表されると思いますが、これについて、専門家の予想が記事になっていましたので紹介します(经济参考报10月12日)。

・多くの専門家が、目標成長率を6.5%と予想している。現在の7%から0.5ポイント下回る計画である。
・理由としては、6.5%でも「翻一番」の目標達成が可能であることがあげられる。翻一番とは、2020年に2010年時点のGDPと居住者収入を倍増させるという政策目標であるが、仮に2015年GDP成長率が7%だった場合、十三五期間の年平均成長率は6.6%で達成できる。また、生産要素である資本、労働、土地の生産率成長率が下り坂であり、この傾向では7%達成は難しいと予想されている。
・また、過去に下方調整した前例があることも理由の一つである。
・十三五の期間は、過剰生産問題への対応、人口ボーナスの消失による構造変革などの時期となり、ニューノーマルへの転換を推進することが第一の政策目標になる。

次の5年間は構造改革を邁進することになりそうだと多くの専門家が予想しています。全体では6.5%とか7%とかの数字ですが、中国は広く格差もありますから、あるセグメントは7%を超え、あるセグメントは7%を下回るという「差」が日本より大きいのではと肌感覚としてあります。「集中と選択」のまずはセグメントを見極めることから自社の戦略策定の重要なスタート地点となりそうです。
なお、7%は粉飾であるとの指摘もあります「中国の成長率は本当は何パーセントなのか?(ニューズウィーク日本版東京大学丸川先生の論文)」ので、こちらも参考になさってください。

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