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中国 国慶節休暇明けに職場に戻ったら生産ラインが無くなっていた!

      2019/02/25

中国東莞のある工場で、国慶節の連休明けに工員が出社したら、これまで職場だった生産ラインが撤去されていたとのニュースがありましたのでご紹介します(南方都市報10月12日)。

・東莞の工場で生産ラインが連休中に撤去されていた。噂によると、タイに移管されたようである。
・この会社は金宝電子という台湾系企業で、2007年には東莞のトップ企業にも選ばれている。4つの部門を持ち電子製品を製造していた。コピー機では特に有名であった。
・社員によると「4つの部門のうち、3部門は順調で、1部門がタイに移管されたとのうわさだ。何も知らせを受けていない」とのことである。彼らは常々残業しており3~4千元の月給があった。しかし8月から残業が無くなり、1日8時間労働の週休二日制が始まった。結果、給料は1,500元程度に下がったとのことである。
・当該部門の社員によると9月26日から連休が始まり、9日連続休暇となったが、彼によると「これまでもこれほど長い休暇はなかったが、意外とは思わなかった」とのことである。
・会社では当該部門の社員を他の3部門で吸収する調整を進めているとのことである。しかし、管理職であった者も降格が予想されている。
・現在、警察および労働部が介入しているが、現時点ではコメントは発表していない。

会社丸ごと夜逃げではなく、一部門のみの撤退ですが、用意周到と言えば用意周到ですね。ただし、当局が介入しているようなので、どのようなことになるか、予断を許しません。解雇するわけではなく他部門で吸収するようですが、不利益変更もあるようなので、丁寧な説明をしないと訴訟に発展する可能性も否定できません。また、記事とは本筋とは外れますが、東莞で1,500元というのは低い給与ですね。広東省の最低賃金を下回ってますのでこちらでも揉めそうです。中国 各地の2015年最低賃金 上海と深圳で2,000元超え

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