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中国 鉄道輸送量、石炭産業回復で高い伸び。李克強指標は当てになるか?

      2019/02/22

中国財新のウェイボーに「2017年上半期の全国鉄道貨物輸送量が高い伸び」の記事がありましたので、ご紹介します。

中国にかかわる方であれば、”李克強指数”なる言葉を耳にしたことがあると思いますが、これは、現総理で政権NO.3の地位の李克強首相が、経済状況を判断する際の参考にしている指数のことです。

指数の内容は、鉄道貨物輸送量、銀行融資残高、電力消費の3つの指標です。
首相の主な仕事は、「経済運営」ですので、彼の判断は中国経済にとって大きな影響を及ぼします。

先日、この指標の一つである、鉄道貨物輸送量の動向が発表されましたので、ご紹介します。

ただ、”李克強指数”を今も李克強首相が参考にしているかは不明です。これについては、引用の後に触れてみたいと思います。

・上半期の鉄道総輸送量は18.17億トンとなり、前年比15.3%の伸びであった。うち、6月は2.99億トンで前年比16.3%の伸びであった。
・上半期の国家鉄道輸送量は14.5億トンで計画を超過し、下半期もこの調子を維持すると、年間計画である27.5億トンは達成される見込みである。
・2017年に入って、高い伸びが続いており、国家鉄道輸送については、1月は前年比10.4%の伸び、第1Qは、15.29%の伸びなどであった。
・上場会社の业内视大秦铁路股份有限公司なども大幅に伸びた。理由としては、石炭輸送が回復したことにある。
※大秦铁路は、山西省大同市から河北省秦皇岛市に至る鉄道。山西省は石炭産地。
・旅客輸送では、14.99億人で9.8%の伸び、鉄道投資は、3,125.45億元で1.9%の伸びとなった。なお、年度の投資目標は8,000億元である。

鉄道輸送は、石炭関連の回復もあり大きく伸びています。鉄道輸送が伸びるのは、物資の移動が頻繁ということで経済的には好況を反映しているように思えます。

ただ、鉄道貨物輸送量の増減が、経済状況を反映しているということでもないかもしれません。
つまり、”李克強指数”は当てになるのか?という議論になりますが、これには、まず”李克強指数”がどのような背景で生まれたのか?を理解しておく必要がありそうです。

このテーマについては、東京大学の丸川先生が2015年にニューズウィーク日本版に投稿されています(「李克強指数」が使えないわけ

中国経済の構造も変わっています。少し前の記事ですが、参考になる記事だと思いますのでご紹介します。

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