中国 不動産バブルは落ち着いたのか?
中国国家統計局から2017年4月の都市別住宅価格指数が発表されました(18日)。バブルの適正なコントロールため、中央政府に限らず、各地方政府も様々な施策を講じていますが、果たして価格高騰に歯止めがかかったのか?
下記の表で確認ください。
①主要15都市の新築商品住宅価格変動対比(表1)
・3月の前年同月比に比べて、4月の前年同月比は、ほとんどの都市で下落した。値上がりペースが落ち着いてきているとも言える。
・前月比では、前月価格を下回る都市(天津など)も見られる。
②70都市の新築住宅価格変動対比(表2)
・前年同月比で値上がり幅が大きいのは、南京、合肥、厦門、郑州などの地方主要都市である。ただし、これらの都市の値上がり率は、3月に比べると横ばいなどになっており、右肩上がりの価格高騰が継続しているわけではない。
③70都市の中古住宅価格変動対比(表4)
・前年同月比で値上がり幅が大きいのは、北京、南京、郑州、広州などである。上海も114.2となっている。中古は4大都市でも前年同月比で高騰は続いている。
・ただし、高騰のペースは鈍化し、前月比では、1ポイント程度の高騰である。


久しぶりの不動産価格について投稿です。データを見る限りでは、値上がりペースはだずいぶん鈍化したようです。ほぼ横ばいですので、ピークに近いのでしょうか。
今後、急な右肩下がりになると日本と同じになってしまうので、これからの政策に注目です。
このままうまくコントロールして軟着陸してもらうと安心ですね。
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