成功のための中国ビジネスチャンネル

中国進出、企業の成功と失敗の分かれ道とは。アタックス・諸戸和晃の情報ブログ

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日本企業の皆様へ 中国企業のインバウンド視察をアレンジします。商品や技術を販売しましょう。

   

外国人の来日消費(インバンド消費)は、今もなお、日本経済を活性化してくれています。

政府も、フランスなどの観光大国に並べるよう観光事業を重要な産業にすべく、様々な施策を講じていますので、この流れは引き続き進んでいくだろうと思われます。

インバウンドというと「観光旅行客」をイメージし、主に、サービス業や小売業が潤う、という印象があると思いますが、最近は、製造業にも業績アップのチャンスが拡がっています。

この記事では、インバウンド視察を活用して業績を伸ばしている中小企業(機械製造業)を例に、その活用や取り組みについてご紹介します。

1.インバウンドの最近の傾向

インバウンドには、主に二つの切り口があります。
一つ目は、観光ツアー。
二つ目は、研修ツアー。

観光ツアーは、団体は個人などが日本に遊びにくるパターンですね。インバウンドというと、主にこの切り口をいいます。

ただ最近は、この観光ツアーにとどまらず、中国企業家が日本企業の経営を学ぶため、20人くらいの研修団体ツアーで日本に勉強に来ています。
これが、二つ目の研修ツアーです。

中国経済は、高度経済成長時代が終わり、低成長時代に移行しました。
経済構造も、低付加価値産業から高付加価値産業への転換が迫られています。環境問題も無視できません。

この流れの変化は、日本経済はオイルショック以降に体験した変化です。日本企業はこの変化を乗り切って、今も高付加価値の商品を世界に送り出しています。
中国企業は、日本企業の過去の体験に学ぼうという問題意識で、視察や研修に来日しています。
これらのことから、研修ツアーは製造業への視察が多くなっています。

2.インバウンド視察を受け入れたある日本企業の成功体験

中国企業の視察を受け入れると、機密を盗まれるのではないか?という危惧はもっともです。
しかし、知られてはいけない部分は視察ルートから外し、視察後の講演会で、スライドのみでアピールすることで、魅力を発信し、受注を伸ばしている中小企業があります。

中部地方のある機械製造のA社は従業員30名程度の中小企業です。
視察受け入れに取り組むまでは、数年に一回、機械を中国に輸出販売する程度でしたが、この数年、中国からの引き合いが増えてきたこともあり、中国企業の開拓に取り組むことを検討しました。

しかし、中国企業とのコネクションもなく、どう進めていいかさっぱりわからないため、某日中交流の団体に相談に行きました。
そこで、中国への視察や中国での見本市出展などとともに、インバウンド視察の受け入れを薦められ、その団体のアレンジで、さまざまな中国企業の視察を受け入れるようになりました。
A社がターゲットにしたい業界以外の企業家団体も受け入れますので、一見、メリットがないようにも思えますが、中国はネットワーク社会ですので、間接的に、A社のことが広まり、メインターゲットの業界にも知れ渡るようになりました。

今では、現地のビジネスパートナーも見つかり、結果、毎月一機のペースで出荷できるようになっており、日本市場だけでは想定できなかった売上高増加を実現することができています。

3.何を視察するか?

インバウンド視察というと、技術的なことを中心に視察すると思われがちですが、それらは、あまり視察の主要目的にはなりません。
むしろ、「経営管理」をテーマに視察するケースが多くなっています。前述の中国経済や中国企業の課題解決のヒントになるようなものですね。
技術的なことは、視察という短い時間では十分には勉強できないことはわかっていますので、「経営管理」がメインテーマになっています。

上記のA社も、朝礼の仕方、5sなど働く環境の整備、人財育成、品質管理などの質問を受けることが多いとのことでした。

4.どう活かす?

視察受け入れに限らず、なんでもそうだと思いますが、あることを成し遂げるためには、1回2回やったところで達成できるわけではありません。
継続的に取り組む必要があります。

視察には、主に、中国企業家団体(日本では中小企業家同友会のような団体)のグループで経営者が参加します。
自社業界とは全く違う企業ばかりが視察に来る、というケースもありますが、その企業家団体内で貴社の評判が高まれば、その企業家団体に所属するターゲット業界の耳にも貴社のことが入るでしょうから、別業界の視察を断ることはありません。

飲食店、ドラッグストア、百貨店、温泉、ファッション小売店、などのサービス業はインバウンド消費で収益の上乗せしています。
製造業もみなさんも、彼らに負けじとインバウンドの活用できると、売上アップにつなげることができるかもしれません。

5.まずはご相談を

とはいえ、中国や中国企業との接点のない中小企業がいきなりインバウンドに取り組むのも難しいとは思います。

当社では、中国企業家団体から毎月のように視察の依頼が持ち込まれますので、それら団体に貴社を紹介することも可能です。
受け入れのアシストもしておりますので、何をどのように説明するのか?など当日や受け入れ前後の準備などのアドバイスをすることも可能です。
もちろん、視察受け入れ後の中国企業との商談フォローもアドバイスできます。

インバウンド視察に取り組みたい、中国ビジネスを強化したい、という方は、こちらからご相談ください。

【講師のご依頼はこちら】
講演や研修の講師を承っております。これまでのテーマには以下のようなものがあります。
・中国経済データや中国税務政策から見た中国経済について
・中国人との付き合い方について
・中国会計や中国税務の基礎講座
・中国子会社の不正防止
これら以外のテーマもご相談ください。
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当社は、毎月貴社を訪問して、法改正や経済動向の解説や対応のアドバイスを行うサービスをしています。
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